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興毅、ピンクのヒョウ柄“復興ガウン”や

 予備検診を受ける興毅=都内病院
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 予備検診を受ける興毅=都内病院

 「WBA世界バンタム級タイトルマッチ」(7日、大阪府立体育会館)

 王者・亀田興毅(亀田)が、試合当日“復興ガウン”で大阪のリングに上がることが2日、明らかになった。ファッションデザイナーのコシノミチコ氏がデザインを手掛けたもので、黒をベースにピンクのヒョウ柄をあしらったもの。大阪らしさが詰まったド派手なガウンで、背中には東日本大震災の被災者への願いを込めて「復興」の二文字が縫い込まれている。

 大阪府岸和田市出身のコシノ氏は、同じくファッションデザイナーの姉ヒロコ氏、ジュンコ氏とともに「コシノ三姉妹」として知られている。3月に発足した南大阪後援会の関係者を通じて依頼。今回のチャリティー興行は「大阪から被災地に元気を与える」という趣旨があり、同氏も承諾。ピンクのヒョウ柄は強烈なインパクトがあり、亀田家らしい元気の象徴でもある。

 これまで、ガウンとトランクスはすべて興毅自身がデザインを手掛けてきた。生地から選び、色や形にもこだわってきた。ファッションデザイナーへの依頼は今回が初めて。世界的デザイナーとのコラボで注目を集めることに、被災地復興への思いも込められている。

 震災直後に飲料水や菓子、灯油などを被災地に送ってきた。「オレはボクシングをすることしかできない。少しでも役に立てればうれしい。そのために、いい試合をしたい」。初の地元大阪での世界戦で、らしさいっぱいの元気を発信する。

(2011年5月2日)

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