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「反ヲタク国会議員リスト」メモ

2008-02-24

 公明党(笑)

『児童ポルノ:単純所持に罰則も検討 自民が法改正へ』(2006年02月24日 毎日新聞)

 インターネットによる児童ポルノ画像などの拡散に歯止めをかけるため、自民党は23日、児童買春・児童ポルノ禁止法を改正する方針を固めた。販売目的でなくても、画像や写真などを個人で集める「単純所持」を禁じる規定を新たに盛り込むほか、処罰規定も検討対象とする。超党派の議員立法で今国会に提出する考えだが、処罰規定には与野党とも「わいせつの定義もあいまい。捜査権の拡大を招く」といった慎重論がある。


 自民党は月内にも森山真弓元法相をトップに小委員会を設ける。販売や提供の意図がない単純所持について「電磁的記録の保持」を禁じる規定を設ける案が出ている。処罰規定は、罰金を科すことを軸に検討する。迷惑メールなど、一方的に画像を送りつけられるケースがあるため、適用対象を収集の意図が明らかな場合に限る。アニメやコミックの児童ポルノへの規制は「表現の自由を侵す恐れがある」との意見が強く、見送られる見通し。


 この問題では、国際的な取り組みが必要と米政府が昨年、単純所持を禁止する方向での法改正を要望。鳩山邦夫法相も4日の参院予算委員会で、単純所持にも処罰規定が必要と述べた。


 現行法は99年施行。処罰対象なのは児童(18歳未満)の性的に刺激が強い写真や画像、ビデオについて▽制作と販売▽販売・提供目的での所持▽ネット公開−−など。販売や提供目的でない個人収集は対象外だ。


 与党は04年の法改正時にも、単純所持を禁じる規定を盛り込む案をまとめたが、野党の慎重論に配慮して、外して成立させた。しかしネットに画像を流した人物や組織を突き止めることは難しく、自民党内に「画像の拡散がやまない。法的規制が必要だ」との意見が再浮上していた。


 同党は超党派での国会提出を目指すが、勝手に画像を送りつけられ、取得に気づかないケースも想定され、民主党内には「捜査権がいたずらに広がる可能性がある」(幹部)との異論がある。


http://mainichi.jp/select/jiken/news/20080224k0000m040109000c.html


 児童ポルノの定義にフィクションは含まれていない事を知っておきながら、さりげなく「アニメやコミックの児童ポルノ」と書いてしまう所はさすが毎日新聞。規制派の広告塔として相変わらずな仕事ぶり。死ねばいいのにメソッド発動5秒前。

 とりあえずそれは置いておくとして、あの自民党ですらアニメ規制を見送った事によって、公明党の狂気が一層際立つ結果となったのには笑いました。

 単純所持問題に関してですが、昨今の冤罪事件における警察のデタラメぶりを踏まえた上で、果たして捜査権の濫用を防げるのかという点について突っ込んだ議論をしていただきたいものですね。

 参考資料

 ちなみに単純所持のみならずネットでの閲覧も処罰対象である米英では、フリードマン事件、ラリー・ベネディクト事件、マッシヴ・アタック事件など様々な問題が起きています。


フリードマン事件(町山智浩氏のコラム)

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/news/535/1203096637/54-56

ラリー・ベネディクト事件

http://wiredvision.jp/archives/200112/2001121305.html

http://wiredvision.jp/archives/200112/2001121807.html

http://wiredvision.jp/archives/200112/2001121907.html

マッシヴ・アタック事件

http://www.barks.jp/news/?id=52311405

ピート・タウンゼント事件

http://www.vibe-net.com/news/?news=0016867


 人気バンドであるマッシヴ・アタックの3-Dが逮捕された事件では、若者に影響力を持つ彼がイラク開戦に反対し、ブレア政権に対して痛烈な批判を繰り返していた為に、当局が口封じをするべく児童ポルノ閲覧容疑をでっち上げたのでは?という疑惑が囁かれました。というのも、3-Dが逮捕されたのはイラク開戦のちょうど1ヶ月前、100万人規模となった反戦デモに参加した直後だったのですよね。しかも嫌疑不十分という結論に至ったのですから疑惑の声が上がったのも無理はないと思います。


 対イラク戦争に反対する市民や活動家ら約100万人が、2/15にロンドン市内をデモ行進した。ブラーのフロントマン、デーモン・アルバーンやマッシヴ・アタックの3-Dらに率いられたデモ参加者らは早朝からテムズ川の川岸に集まり、ハイド・パークまで行進したとのこと。今回のデモには、国会議員やアメリカの市民権運動指導者、脚本家などの著名人らも参加、デモの規模としてはイギリスの歴史上で最大規模といわれている。この日、同じような反戦デモがヨーロッパの各都市やニューヨークでも行なわれた。


『ロンドンで史上最大の反戦デモ』(2003年02月17日 HMVニュース)

http://www.vibe-net.com/news/?news=0012222

 参考資料

英、幼児ポルノ摘発作戦で32人が自殺


イギリスってロリコンというか幼児ポルノにものすごく厳しい。画像や動画ファイルをPCに保存しているのが発覚すれば最高5年の実刑だ。


約2年前からネットにおける幼児ポルノの大摘発が行われてて、サイト運営者はもちろん、データを落とした閲覧者も大量に逮捕されている。これまでに有料サイトの登録者3729人が検挙され、約1600人が起訴され、1200人に有罪判決が下されている。

それだけでもすごいんだけど、この摘発作戦「オペレーション・オレ」の過程で、なんと32人もの自殺者が出ていたという衝撃的なデータが明らかになった。自殺者の大半は妻帯者で、幼児愛好者の容疑がかけられただけでも、仕事と家庭を失うと絶望、そんな恥辱を味わうくらいなら、と自殺したと見られている。


この作戦はFBIが、1月約4200円を払えば、300の幼児ポルノサイトにアクセス可能になるポータルサイトと契約していた顧客リスト7200人分を英国の警察に提供したことをきっかけに始まったもの。


http://hiryoyasyohyou.ameblo.jp/hiryoyasyohyou/entry-10075227078.html