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阪神・北摂

ラーメン食べ、ブルーサンダーズ応援を 三田 

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「響とんこつラーメン」を手にチームをPRする徳重選手(左)と藤原選手=三田市寺村町

「響とんこつラーメン」を手にチームをPRする徳重選手(左)と藤原選手=三田市寺村町

 野球の関西独立リーグに今季から参戦した「兵庫ブルーサンダーズ」を応援しようと、三田市寺村町の博多ラーメン専門店「六寶」が、看板商品の売り上げの一部を運営費として提供している。店内には、チームの活動情報も満載。アルバイトで働く選手とも会える。(井川朋宏)

 チームの協賛企業である飲食業「福助グループ」の福西文彦社長(43)が、3月の出店時に発案。同店自慢のメニュー「響とんこつラーメン」(680円)一杯につき30円を運営費に回す。1カ月で約10万円になる見込みだという。

 昨年10月に発足した同球団は、NPO法人が運営し、所属する22選手は無給。球団借り上げのマンションで共同生活し、アルバイトなどで生計を立てる選手が大半だ。

 「六寶」では現在、2人がそれぞれ週4回程度働く。「体力的にはきついが、チームを知ってもらう機会になれば」と、調理担当の徳重裕太選手(21)。接客担当の藤原秀昭選手(23)は「試合を見に来てもらい、帰りに店に立ち寄ってほしい」と話す。今後は、チームのPRを兼ねて、ユニホーム風の服装で勤務する計画もある。

 店内の一角には、イベント時の写真や試合日程が張り出され、選手一人一人のプロフィルなどを映像でも紹介。インターネットを使った試合中継も予定されている。

 福西社長は「市民の皆さんと一緒に、地元を盛り上げていきたい。多くの人に協力してもらえるよう、味でしっかり応えたい」と話している。同店TEL079・564・1666

(2011/05/02 09:30)

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