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憲法改正案:発議要件、過半数に緩和を 民、自有志が議連

 民主、自民両党の国会議員有志が近く、憲法改正案の発議要件を現行の衆参両院の各3分の2以上の賛成から、両院の過半数の賛成に緩和することを目指す超党派の議員連盟を設立する。憲法改正案は衆参両院で可決後、国会が発議し国民投票で賛否を問うが、要件を規定した96条の改正のみに焦点を絞ったのが特徴だ。

 中心メンバーは民主党の長島昭久前防衛政務官や自民党の古屋圭司衆院議員ら。自民党は安倍晋三元首相ら100人以上が既に参加の意向で、民主党も30人以上が参加する見通し。

 国会法によると、憲法改正案の国会提出は衆院で100人、参院なら50人の賛同者が必要。改憲反対の共産、社民両党以外の議員に呼び掛けて提出に必要な議員数を確保する方針。

毎日新聞 2011年5月2日 18時12分

 

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