ふくい舞「歌が深み増した」　津川雅彦がＰＶ初出演

　シンガー・ソングライターふくい舞（２６）の最新シングル「いくたびの櫻」（２月２日発売）のプロモーションビデオ（ＰＶ）の新バージョンに俳優の津川雅彦（７１）が出演した。

　４月２９日付の「有線週間邦楽リクエストチャート」で初の１位を獲得するなどヒット中で「楽曲の世界観を幅広い世代に、より身近に分かりやすく伝えたい」と新たなＰＶを制作することに。

　ＰＶは、人生の重みを背負った老人が、桜の木の下で愛する妻との思い出を振り返るという内容。その老人役として、同曲が主題歌となったＮＨＫ正月時代劇「隠密秘帖」＆土曜時代劇「隠密八百八町」に出演し、ふくいと同じ京都出身の津川に白羽の矢が立った。

　ＰＶ初出演の津川は「とてもいい曲で、詞が大好きな『櫻』にちなんだもので気に入りました。この歌に肩入れするきっかけがたくさん重なりました」とコメント。ふくいも「完成した作品を見た時は涙があふれそうになりました。愛のあふれるストーリーにより、歌が一層深みを増して聞こえてきました」。