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【プロ野球】

バレンティン2発 ヤクルト単独首位

2011年5月2日 紙面から

◆ヤクルト6−2阪神

 並外れたパワーでアクシデントに見舞われたチームを救った。7回、畠山の適時打でヤクルトが1点加えた直後、高々と上がった打球が右翼ポール際に飛び込む。試合を決める一打を放ったバレンティンは「きょうは体調がよくて打撃の感じもよかった。質の高い打撃をしようと思っていた。打ち損じなくチームが勝ってよかった」と振り返った。

 2点を先制された直後の2回にも右中間に本塁打を放ちリーグトップの8本塁打をマーク。カリブ海に浮かぶオランダ領アンティル・キュラソー島出身の右の強打者が、6本塁打の畠山とともに、迫力不足だった打線のイメージを一新させている。

 この日は2度のアクシデントが起きた。初回、腰痛から復帰した村中が鳥谷に四球を与えたところで右脇腹の違和感を訴え降板。緊急登板した松井光が新井に初球を狙われ本塁打を浴びた。その松井光も同点の5回に右ふくらはぎをつりマウンドを降りた。その嫌な流れを2度までバットで断ち切ってみせた。

 好調な理由を問われると「個人的な結果も残っているし、それがチームの勝利に貢献している。それがモチベーションになっている」と話す。5番に入り、さらにクリーンアップが強力になったチームはこれでリーグ10勝一番乗り。再び単独首位に返り咲いた。 (中山隆志)

 

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