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【プロ野球】

ラミ先制打&5号ソロ ゴジラ超え 416試合連続4番

2011年5月2日 紙面から

◆巨人7−5横浜

横浜−巨人 8回表無死、ラミレスが4番連続出場の球団新記録を左越えソロ本塁打で飾る=横浜スタジアムで(七森祐也撮影)

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 三塁ベンチ前のヒーローインタビュー。2日続けて呼ばれたのは巨人のラミレスだった。殊勲の主砲は前日と同じようにマイクを持って「ミナサン、オウエンアリガトウ。We are one ガンバローニッポン」。横浜戦の連勝を導いた喜びに浸った。

 最初の見せ場は1回だった。1死一、三塁。高めに浮いた直球をとらえて、右翼フェンス直撃の先制打を放った。「犠牲フライかなと思ったけど、打球がよく伸びてくれた」。1点差まで迫られた8回には先頭打者として打席へ。その初球をとらえて2試合連続の5号ソロを左翼席に放り込んだ。「今年から(低反発の)統一球になって、30本以上打てる打者は減る。自分も40本は難しいと思うよ」。冷静に分析しながらも、自身は現時点でシーズン51本ペース。アーチ量産の苦しみを感じさせない圧巻の打棒をふるっている。

 その働きぶりは助っ人という枠を超えている。この日、4番での連続先発出場記録が416試合となり、松井秀喜(現アスレチックス)を抜いて球団の単独トップに立った。「監督が信頼して使ってくれて、トレーナーが助けてくれるから達成できたことだよ」。体調管理も怠りなく「休むのは大事。毎日7、8時間は寝てるよ」。オンとオフをきっちり切り替えて試合に臨んでいる。

 東日本大震災の影響により、開幕から宇部、北九州、広島、甲子園、静岡、横浜と地方球場や敵地で14試合を消化。3日からの阪神3連戦が本拠地・東京ドームでの初カードになる。「調子が上がっている中で帰れるから、とても楽しみ」。戻るべき“城”を得て、ようやく地に足付いた戦いに臨める。 (永山陽平)

 

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