羽雲(加部亜門)が急性リンパ性白血病に侵されていると知った大地(反町隆史)は、ついに華織(井川遥)との離婚を受け入れることを決意。華織には知らせず、ひとりで息子の闘病を支えていこうと覚悟を決める。
徹夜続きの取材に追われながら、家事や羽雲の世話をこなそうと奮闘する大地。その表情には疲労の色が見え始めていた。そんな折、羽雲の抗がん剤治療がいよいよ始まることを円山(伊原剛志)から聞かされる。心身ともに辛い治療になるうえ、免疫力の低下で軽い感染症でも命に関わることがあると告げる円山。病室に向かった大地は羽雲に治療について説明をし始めるが、七海(榮倉奈々)からすでに説明を受けていた羽雲は「がんばる」と前向きな態度を見せる。
そんなある日、殺人事件の容疑者として少年が逮捕された。大地は少年の自宅前で張り込みを続けるが、家族は一向に姿を見せない。まもなく、少年の父親が警察署から自宅に向かったらしいとの連絡が入った。父親をつかまえて話を聞こうと意気込む大地だが、そのとき、病院から電話が入り…。 |