NHK報道局科学文化部
【原発作業員 地震の状況を語る】03月20日 16時03分 今月11日の地震発生時に、福島第一原子力発電所4号機で作業にあたっていた男性がNHKのインタビューに答え、地震直後の混乱した状況を詳細に語りました。
この男性は、定期検査中だった福島第一原発4号機で作業にあたっていた最中に激しい揺れに襲われました。
男性は、「作業をしていたら突然ゴーっという音がして激しい振動を経験した」「地震と同時に照明がなくなり、真っ暗の中で恐怖を感じた」「プールの水が波打ってみんなかぶっていると思う。死ぬかと思って覚悟を決めた」と地震発生当時の様子を語りました。
その上で、「地震でいろいろな機材が倒れているし、歩くのがやっとだった。暗くて段差もあるし、よく逃げられたなと思う」「放射能を測定するゲートは通常は閉まっていてそこで放射能などを調べるが、全部オープンになっていた。そこで中で着た服だけ脱いで測定なしで外に出た」と混乱を極めた避難の様子を振り返りました。
さらに男性は「一番最後に出る放射線検査する場所に行く途中はほこりか煙かがすごかった。
「1号機からは白い煙が出ていて、おかしいな、白い煙が上がっているなと思った」と避難中に見たことのない光景を目撃したことを明らかにしました。
Long post from Deck.ly 2011-03-20T07:52:29 View on Twitter
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