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　人気アイドルグループ・ＡＫＢ４８の姉妹ユニットとして、新たに福岡・博多を拠点とする「ＨＫＴ４８」が結成されることが１日、発表された。名古屋・栄の「ＳＫＥ４８」（０８年誕生）、大阪・難波の「ＮＭＢ４８」（１０年誕生）に続く、“４８ファミリー”誕生となる。ＮＭＢ４８のチームＮはこの日、栄のＳＫＥ４８劇場で、結成後初となる出張公演を実施。後輩グループの誕生に「刺激になります」と対抗心を燃やしていた。

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　初の出張公演の日に“妹分”誕生のニュースが飛び込んできた。“末っ子”を卒業するＮＭＢ４８のメンバーはエールを送りつつ、対抗意識をメラメラと燃やした。

　ＡＫＢ４８の新曲で選抜メンバー入りした渡辺美優紀（１７）は「“博多美人”っていうぐらいだから、美人さんがたくさん入ってくると思うんで、私たちはトークとかで負けないように頑張ります」と気合十分。キャプテンの山本彩（１７）も「私たちも刺激を受けます。一緒に日本を盛り上げたい」と瞳を輝かせた。

　この日は姉妹ユニット・ＳＫＥ４８の劇場で、大阪で行っている公演「誰かのために」を披露。初のオリジナル楽曲「青春のラップタイム」など１４曲を熱唱した。ＭＣでは関西弁を駆使した爆笑トークで、２回公演で計５００人集まった名古屋のファンを沸かせた。全国展開へ手応えを感じ取った山本は「完全燃焼できました。お客さんの反応も温かったし、これを機会にＮＭＢ４８をもっと知ってもらいたいです」と満足そうに話した。

　チームＮのメンバーは７日に東京、１４日には福岡でも出張公演を行う。