スポーツ報知のメインコンテンツへジャンプ

◇…スポーツ報知の購読申し込みは、フリーダイヤル 0120-16-4341(イロ ヨミヨイ) まで…◇

◇…過去の記事は、ご使用のプロバイダのデータベース・サービスをご利用ください。…◇

スポーツ報知>スポーツ>ゴルフ>ニュース

ここからスポーツ報知のメインコンテンツです

遼「58」再現ならず、12位も日本プロへ手応え…男子ゴルフ

2番のティーショット後、険しい表情を見せる石川

 ◆男子プロゴルフツアー 中日クラウンズ最終日(1日・愛知県名古屋GC和合C=6545ヤード、パー70) 12位からの逆転を狙った石川遼(19)=パナソニック=は、4バーディー、1ダブルボギー、2ボギーの70で通算3アンダー12位に終わり、昨年の最終日に記録した世界最少スコア「58」の再現はできなかった。次戦は12日開幕の日本プロゴルフ選手権日清カップヌードル杯(兵庫・小野東洋GC)。同週の米ツアー参戦の可能性もあったが、初の国内メジャー制覇に挑む。B・ジョーンズ(36)=豪州=が通算10勝目を挙げた。

 再び奇跡を起こすことはできなかった。昨年と同じ首位と6打差で迎えた最終日。ファンの願いは通じず「70」で回り12位。「58より少ないスコアは自分でも出せると思っていなかった。連覇に向けて全力は出しました。来年はまた挑戦者として戻ってきたい」。落胆はない。できることはやれたという達成感が全身を包んでいた。

 出だしの1番で第1打を大きく左に曲げ2番の池付近へ。何とかパーセーブしたが、その後も雨の影響かショットの安定感を欠く。8、9番の連続バーディーでつかんだ流れも、12番のバンカーにつかまるダブルボギーで消滅してしまった。

 スコアだけを比べれば昨年には遠く及ばないが「1年前より着実に上達はしている」。マスターズまでの約2か月間、長期の米滞在を経験し、帰国直後から3戦連続で国内ツアーに参戦。疲労に負けない体に手応えをつかんだ。

 1週開けて、次戦は日本プロゴルフ選手権日清カップヌードル杯。関係者によると同週にある米ツアー、プレーヤーズ選手権(米フロリダ州)参戦の可能性もあった。賞金総額は4大メジャーを上回り、“準メジャー”と呼ばれる格式高い大会だが「日本プロに向けて練習していきたい」と明言した。狙うは浅見緑蔵の19歳9か月を塗り替える19歳7か月での最年少国内メジャー初制覇。「58」から気持ちを切り替え、新たな記録との戦いに挑む。

(2011年5月2日06時02分  スポーツ報知)

この記事をlivedoorクリップに登録 この記事をYahoo!ブックマークに登録

ソーシャルブックマークに登録

お薦めアイテム
芝ログ-藤田寛之専属キャディー梅原敦

PR

リクルートエージェント

転職
リクルートエージェント

スポーツ報知の出版物 スポーツショップ報知
報知新聞社出版局 スポーツショップ報知