宮城県気仙沼市の避難所の気仙沼小学校で壁新聞「ファイト新聞」を編集する小中学生を1日、12歳の演歌歌手さくらまやが訪れ激励した。
編集部を訪れたさくらは、気仙沼中1年西村祐美さん(12)の提案で一日編集長に。まず取材のやり方を教えられ、非常時に備えて避難所の体育館内で寝泊まりする市職員を取材した。
「元気になってもらえるように、私ができることを考え、歌をうたっています」と記事を執筆。初代編集長の南気仙沼小2年吉田理紗さん(7)が「まやちゃんがきたー」と大見出しをつけた。
さくらはデビュー曲「大漁まつり」や気仙沼小の校歌をアカペラで熱唱。同小出身の副編集長、気仙沼中1年小山奏子さん(12)は「まさか校歌を歌ってくれるとは。元気がでます」とニッコリ。避難所のお年寄りらが握手を求めて集まった。
さくらは「お盆のころ、また歌いに来ます」と話した。
[2011/5/1-22:23 スポーツ報知]