スーちゃん主演の新作映画の構想あった

田中さんへのメッセージを読み上げる塩屋俊監督(左)と涙をぬぐう杉浦太陽=東京・六本木のTOHOシネマズ六本木ヒルズ
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田中さんへのメッセージを読み上げる塩屋俊監督(左)と涙をぬぐう杉浦太陽=東京・六本木のTOHOシネマズ六本木ヒルズ

 4月に乳がんのため亡くなった女優・田中好子さんの最後の主演映画「0からの風」(07年公開)の追悼上映が1日、都内で始まり、出席した塩屋俊監督が田中さん主演の新作映画の構想があったことを明かした。「0から〜」は、息子を加害者が飲酒運転の交通事故で亡くし、刑法の厳罰化に向け立ち上がる母親を描いた作品。撮影中から田中さん主演の次作の台本を執筆し、本人にも構想を伝えていたそうで、田中さんは大きな笑みを浮かべていたという。監督は「彼女は映画界の宝。やりたい作品があったが彼女ありきなので封印します。天国で会えたら撮りたい」と無念の思いを語っていた。

(2011年5月2日)

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