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佐賀市内で微量のセシウム 86年以来の検出 | ||
佐賀県は7日、佐賀市内で採取した大気中のちりから微量の放射性セシウム134と137、ヨウ素131を検出したと発表した。福島第1原発の事故後、セシウムの検出は初めて。いずれも法令で定める濃度限度の3333~4545分の1で、健康への影響はないとしている。
県環境センターによると、6日午前9時から24時間採取したちりから検出。セシウム134が1立方メートル当たり0・0066ベクレル、セシウム137が0・0049ベクレル、ヨウ素131が0・015ベクレル。県内でセシウム134が検出されたのは1986年のチェルノブイリ原発事故以来。
セシウム137の半減期は30年で、約2年のセシウム134、約8日のヨウ素131よりも長く自然界にとどまるとされる。 |
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2011年04月07日更新 |