教員紹介
写真
まだらめ はるき
班目 春樹教授MADARAME Haruki
大学院工学系研究科 原子力専攻(専門職大学院)

教 育

担当授業科目
(学部前期課程) :

担当授業科目
(学部後期課程) :
社会のための技術
科学技術と法
担当授業科目
(大学院) :
法工学
原子力マネジメント特論
技術倫理演習
初学者向け研究紹介 :
分身エージェントシステム :

研 究

研究分野 原子力工学、特に原子力社会工学・原子力安全工学
原子力社会工学の中では、1.技術倫理、特に技術倫理教育法、2.技術と法のインターフェイスを研究する法工学、特に安全規制行政のあり方、の研究を担当するとともに、原子力社会工学全体のネットワークの構築を目指しています。
略歴 昭和45年3月 東京大学工学部機械工学科卒業
昭和47年3月 東京大学大学院工学系研究科産業機械工学専門課程修士課程修了
昭和47年4月 東京芝浦電気(株)(現・東芝)入社 総合研究所勤務
昭和50年4月 東京大学工学部原子力工学科講師
昭和51年4月 東京大学工学部原子力工学科助教授
平成元年8月 東京大学工学部附属原子力工学研究施設助教授
平成2年11月 東京大学工学部附属原子力工学研究施設教授
平成17年4月 東京大学大学院工学系研究科原子力専攻教授
現在の研究課題 原子力社会工学の創成を目指しています。科学技術はそれ自体いくら優れていても社会に受け入れられるとは限りません。社会に受け入れられるためには科学技術と社会とのインターフェイスを整備することが必要です。原子力を例にとって、法や行政のような公的なものから私的なものまでを含む社会制度と、科学技術知識の普及のための様々なネットワークの整備を目指し、法工学やリスクコミュニケーションの研究を実施しています。社会現象をモデル化しシミュレーション技術などを用いて研究することも行っています。
研究内容キーワード 原子力社会工学、技術の社会受容性、技術倫理、法工学、リスクコミュニケーション、核不拡散
所属学会 日本機械学会
日本原子力学会

著書・学術論文 :
最大10件まで
(1) 班目春樹,"原子力安全規制のありかたについて"経済産業ジャーナル No.417,(2006) pp.20-21.

(2) 班目春樹,"原子力学会倫理規程第2回改訂にあたって−今までの議論と意見公募について"日本原子力学会誌 Vol.47, No.7, (2005) pp.458-462.

(3) 石川正明,岡本孝司,班目春樹,"高速度カメラを用いたマルチスケールPIVシステムの開発研究"可視化情報学会論文集 Vol.20, No.10, (2005) pp.64-71.

(4) Sugii, Y., Okuda, R., Okamoto, K., Madarame, H., "Velocity measurement of both red blood cells and plasma of in vitro blood flow using high-speed micro PIV technique," Measurement Science and Technology Vol.16(2005) pp.1126-1130.

(5) 北村正晴,班目春樹,ほか,"大学における原子力学教育の再構築"日本原子力学会誌 Vol.47, No.5, (2005) pp.311-337.

(6) 班目春樹,"技術者のキャリアの尊重"火力原子力発電 Vol.56 No.582 (2005) pp.190-191.

(7) 班目春樹,"専門職大学院と国際専攻"エネルギーレビュー 第24巻第12号 2004 Dec. pp.11-14.

(8) 班目春樹,"原子力発電所の安全運転・維持管理に向けて−東大の原子力専攻(専門職大学院)について"月刊エネルギー Vol.37, No.12, 2004 pp.22-24.

(9) 班目春樹,"倫理的技術者であるためには"地質と調査 ’04 第4号(通巻第102号)(2004)pp.20-25.

(10) 班目春樹,"安全と事故防止"日本機械学会誌 Vol.107, No.1029, (2004.8) pp.663-664.

その他

趣味 ふらっとでかける旅行が大好きですが、このごろはその時間を見つけるのが難しくなりました。
これは趣味ではなく「憂さ晴らし」かもしれませんが、マンガを描いてホームページにも載せています。
http://www.nuclear.jp/~madarame/lec1/COMIC.html を見てください。
学生時代の夢 古い話なのでよく覚えていません。
たぶん学生時代より今のほうがずっと夢が大きくなってきています。
今の夢 社会制度の不備が作り出している様々な歪を直すことに少しでもいいから貢献したいと思っています。
座右の銘 挑戦すること。生来は慎重すぎる性格だと自己分析しています。そこで「迷ったときはやってみる」ことを自分に課しています。
愛読書 特にありません。
研究以外の著書 ありません。
学生への一言 自分が慎重派だと思う人にはどんどん挑戦することを、また自分が行動派だと思う人にはときどきゆっくり考える時間を持つことをお勧めします。
最終更新日 : 2006-01-19