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【競馬・ボート】サクラバクシンオー死す 22歳心不全 最強スプリンター2011年5月1日 紙面から 第27、28回スプリンターズSを連覇し、種牡馬としても大成功をおさめたサクラバクシンオーが30日午前11時、けい養先の社台スタリオンステーション(北海道勇払郡安平町)で心不全のため死亡した。22歳。 同ステーションの徳武英介氏は「今年も80頭ほど種付けしました。明日から業務を再開予定だった矢先、残念ながら心不全のため死亡しました。晩年まで一貫して安定した成績を残してくれた馬。同馬の冥福を祈り、すばらしい後継馬が出てくれることを期待したいと思います」と話した。 サクラバクシンオーは89年生まれ。現役時は21戦11勝(重賞5勝)で、超一流スプリンターの地位を築いた。種牡馬となってからはショウナンカンプ(02年高松宮記念)、グランプリボス(10年朝日杯FS)と、現在まで2頭の平地GI馬を輩出している。 デビューから最後のスプリンターズSまで、すべて手綱を取った小島太調教師は「最高のパートナー。騎手を辞めようか悩んでいた時、自信をつけさせてもらった。自分にとってバクシンオーとの日々は第二の青春のようなもの。すばらしい子供をたくさん送り出し、応援させてもらった。自分の中では日本最強スプリンターという思いは揺るがない」と死を悼んだ。
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