NHK山形県のニュース　山形放送局

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県労連のメーデー

メーデーの1日、県労連＝山形県
労働組合総連合が山形市で集会を開き、東日本大震災で厳しさが増している雇用環境の改善を訴えました。
山形市の霞城公園で開かれた県労連系の団体のメーデーの集会には、主催者発表で３０団体、３５０人が参加しました。
東日本大震災の被災者へ黙とうを捧げたあと、実行委員長を務める県労連の濱田藤兵衛議長は、「県内も大震災の影響で雇用環境が悪化し、生活への不安も高まっている。中小企業への支援を手厚くして労働者の賃金を上げ、内需を拡大すべきだ」とあいさつしました。そして集会では、最低賃金の引き上げや、派遣労働者制度の廃止、長時間労働の規制強化などを掲げた「メーデー宣言」を採択しました。
続くデモ行進で参加者は、「震災復興に全力を挙げよう」などと訴えながら街頭を練り歩いたほか震災の被災地への募金活動もあわせて行いました。

05月01日　12時43分

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