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長崎で放射線テーマに勉強会 「被ばく者登録など急務」


チェルノブイリ原発事故の教訓などについて説明する熊谷助教=長崎市平野町、長崎原爆資料館
 福島第1原発事故を受け、核兵器廃絶地球市民長崎集会実行委は30日、長崎市平野町の長崎原爆資料館で「放射線を正しく知ろう 福島県民との連帯を」と題する勉強会を開催。長崎大学病院の熊谷敦史助教と同実行委員長の朝長万左男日赤長崎原爆病院長が講演した。

 被爆者や市民ら約300人が出席。熊谷助教は、チェルノブイリ原発事故の特徴として、放射性物質に汚染された食物摂取で特に子どもが甲状腺がんなどの危険にさらされた点を指摘。福島の事故では、政府の出荷制限によって原則、市場に流通している食物は安全とした。

 一方、原子力災害の避難者は本来は登録し、どう行動しどこを歩いてきたかなどを記録するのが基本だが、福島ではその対応ができていない点を指摘。「被ばく者登録などを急ぐ必要がある」とし、併せて被ばく認定基準の作成や医療補償を課題として挙げた。

 朝長院長は、放射線の基礎的な知識などを分かりやすく説明。会場からは「原爆と原発事故の被ばくの違いは何か」「福島で放射能が完全になくなることはないのか」などさまざまな質問が出された。

 閉会後、被爆者の廣瀬方人副実行委員長は「核兵器廃絶一本で活動してきたが、今日の話で原発と原爆の苦しみは近いと感じた」と語った。

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