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復興の住宅支援「増額を」61% 朝日新聞世論調査

2011年5月1日23時35分

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図:被災地復興のため建築制限することに…拡大被災地復興のため建築制限することに…

図:原発事故の被害補償 どちらがより責任を持つ?拡大原発事故の被害補償 どちらがより責任を持つ?

 東日本大震災の復興に向け、菅内閣の取り組みに期待できるのか。朝日新聞社が4月23、24日に行った全国電話世論調査では「期待できない」が55%と半数を超え、「期待できる」の27%を上回った。ブロック別では「期待できる」と「できない」が東北で38%対42%、関東で25%対59%だった。

世論調査―質問と回答〈4月23、24日実施〉

 政府や被災自治体は今、復興を計画的に進めるため、住宅などの建築を長期間、禁止・制限することを検討している。こうした措置の賛否を尋ねると、賛成50%、反対28%だった。ブロック別では賛成が東北で57%に上った。政党支持別では、民主支持層で66%、自民支持層でも46%が賛成と答え、反対を上回った。

 住宅再建のため最大300万円を支援する制度について三つの選択肢から選んでもらうと、金額を「増やす方がよい」61%、「いま程度でよい」31%、「減らす方がよい」2%だった。ブロック別では、「増やす」が東北66%、関東65%だった。

 福島第一原発事故の被害補償をめぐり「当事者である東京電力と、原発を推進してきた国とのどちらがより責任を持つべきだと思うか」と聞くと、国が46%で、東京電力の31%を上回った。

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