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【社会】

1号機原子炉建屋に換気装置 福島第1原発

2011年5月1日 22時13分

 福島第1原発1号機原子炉建屋の換気のために設置される排風機(日本環境調査研究所株式会社提供)

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 東京電力は1日、福島第1原発1号機原子炉建屋内の空気中の放射性物質の濃度を下げるため、フィルター付きの換気装置を設置すると発表した。格納容器に水を入れて圧力容器ごと冷やすための準備の一環で、設置作業は2日から行う。

 原子炉建屋には炉内の水位計や冷却装置の設置のため作業員が入る必要があるが、これまでのロボットによる調査で放射線量が高い場所があることが判明。東電は隣接するタービン建屋1階に排風機6台を設置し、フィルターで放射性物質を取り除いて原子炉建屋に空気を戻し、数日間循環させる。放射性物質の濃度を100分の1〜10分の1にできるとみている。

 作業では、原子炉建屋内の空気が漏れ出さないよう、二重扉の前に圧力を高く保った空間を設置。被ばく線量を抑えるため、作業員8人が分担して吸排気用のホースを設置する。この作業で1人当たり約3ミリシーベルトの被ばくを想定。換気時に周辺の放射線量に変化がないかも監視する。

 また東電は6号機のタービン建屋のたまり水120トンを建屋外の仮設タンクに移送した。地下水が流入している可能性が高く、放射性物質による汚染は比較的少ないとみられている。東電は2号機立て坑の高濃度の汚染水を集中廃棄物処理施設に移す作業も続けた。

(共同)
 

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