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[事件]ニュース
【放射能漏れ】学校基準に与党からも批判 政府、従来方針繰り返す
2011.5.1 18:57
福島第1原発の事故で放射線が検出された学校について、政府が屋外活動を制限する基準を年20ミリシーベルトに設定した問題が、1日開かれた参院予算委員会でも取り上げられ、与党議員からも強い批判が出た。
民主党の森裕子参院議員は、20ミリシーベルトを妥当だと判断した原子力安全委員会が議事録も作っていなかったことを取り上げ、出席した安全委の班目春樹委員長に「子どもへの配慮を入れて20ミリシーベルトなのか」と質問。
班目委員長は「20ミリ浴びさせていいとは(政府に)回答していない。できる限りの努力をして、放射線量を減らすことを条件に助言した」と釈明した。
森氏は重ねて政府側に「除染作業を行い、必要があれば子どもの避難を支援すべきだ」とただしたが、政府側は「基準以下では安心してくださいと言っている」(高木義明文部科学相)と、従来方針通りの回答に終始した。
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