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大気の放射線量、5県で平常値超え 海では高い値を記録

2011年5月1日19時17分

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図:各地で観測された大気中の放射線量拡大各地で観測された大気中の放射線量

 文部科学省は1日、大気中の放射線量の調査結果を発表した。各地でわずかな増減が続いている。宮城、福島、茨城、埼玉、千葉の5県で平常値を上回った。

 また、海洋の放射能汚染調査では、福島第一原発から南東約68キロ沖で、半減期が約2年のセシウム134が排水基準の9割になる1リットルあたり56ベクレル検出された。半減期約30年のセシウム137も同地点で、基準の6割近い53ベクレルが検出された。海水は福島県沖の7地点で29日に採取された。

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