【東京渋谷区】 5.3 「子ども手当」「夫婦別姓」反対・日本のお母さんパレード (女性だけのデモ行進) (5/3)
日時
平成22年5月3日(月・祝)
場所
明治公園(四季の庭)
JR「千駄ヶ谷」 徒歩3分
都営大江戸線 「国立競技場」 徒歩2分
※集合場所近くに案内の人がいます。
時間
午後1時30分集合 午後2時出発
予定コース
明治公園→青山通り→表参道→代々木公園 1時間コースです。
※コースは変更になる場合があります。
注意事項
普段よりほんの少しお洒落して来て下さい
着物大歓迎です。
当日は撮影が入りますので、顔を移されたくない方は帽子、サングラスなどを持参してください
【上海=河崎真澄】上海万博で中国当局が最も恐れているのがテロ。そして会場に集まる来場者の暴徒化を懸念していることは、何万人もの武装警察を会場や周辺に配置していることから想像できる。万博事務局が半年の会期中に延べ7千万人、1日平均で40万人の来場者を見込む史上最大のイベント。来場者に対するエックス線検査などセキュリティーチェックは実に厳格だ。だが実際は、想像を絶する大混雑が予想される会場内で、来場者の安全確保がどこまで確保されているか、テロや暴徒より恐ろしい問題を孕(はら)んでいる。
検証(1)入場門の壮絶
中国国営新華社通信によると、4月20日に始まった上海万博の会場内での運営リハーサルで、25日までに、300人余りが負傷した。大混雑の中で足をくじいた人や、転倒して右手首を骨折した人もいたとされる。
実際に20日のリハーサル初日の朝、上海万博メーンゲートで実体験した混雑と混乱ぶりは想像を絶するものだった。1人あたり平均で18秒かかる持ち物と身体のエックス線検査、係員による身体検査を待つ中国人の長い列は、外国人に強烈な恐怖感を与える。割り込みや怒鳴りあい、人に体をぶつけてくることなどは当たり前。突然開いたゲートへの殺到はおろか、転んだ人も踏みつけられ、車いすやベビーカーも転倒する。(小さい子は大丈夫かしら?)
小さな子供を抱えていた中国人の父親などは、金属製の柵(さく)の反対側にいた係員を何事か怒鳴り散らして子供を手渡しし、自分と妻は柵を乗り越えて、安全検査も入場券チェックもないまま会場内に姿を消した。(お子さんはその後引き取ったのかな?置き去り?)
(上)「万パク」狂想曲
秩序を守って冷静に列に並ぶという習慣のない中国人が来場者の95%を占める上海万博。実に7千万人もの人が上海に集中することにこそ恐怖がある。新華社電が「300人」と伝えた負傷者だが、実のところどれだけ混乱があったのかは不明だ。会場内に入れば混乱は少ないが、それでもパビリオンの入館者の列などは要注意だ。イタリア館などは20日、リハーサルにもかかわらず、殺到した来場者の列の圧力で入り口の高さ3メートルほどの扉のガラスがこなごなに砕ける事故があった。日本から観光気分で万博会場に行くと驚かされるに違いない。開幕当初の混乱時は避け、落ち着いたころの万博参観を計画した方が安全かもしれない。
検証(2)会場内の安全
来場者はペットボトルなど液体類、弁当など食品類は持ち込み禁止だ。だが6月から7月にかけて、気温が最高で40度近くになる上海の場合、水などを会場内で入手しないまま灼熱(しやくねつ)の太陽の下で、あわてて人気パビリオンの行列に並んだらどうなるか。会場内に水飲み場はあるにはあるが、どこも混雑が予想される。
ペットボトルなどは会場内の売店でスポンサー企業のコカ・コーラ製品のみ購入可能。ただし、のどが渇いても、せっかく並んだ入館待ちの列を離れると振り出しに戻る。一方、がまんしたまま数時間も並び続けると、脱水症状を起こしたり熱射病になったりする恐れがある。会場内を見渡しても日陰になる場所は少なく、夏本番が恐ろしい。
暑さだけではない。日本館や日本産業館のように屋根付きの入館待ち場所があるパビリオンばかりではなく、雨降りにどう対応するかも悩ましい。入館待ちの全員が傘をさすとなると列も長くなり、混乱に拍車がかかる。さらに夏の落雷が恐ろしい。パビリオンもそうだが、メーンゲートから中国館の脇を通って黄浦江岸近くまで続くプロムナードの屋根を支える支柱は金属製。むきだしで通路のすぐそばにある。万一、プロムナードの屋根に落雷した場合、金属製の支柱に直接触れていなくても、誘導雷の影響で周辺にいる人体に影響が及ぶ危険がある。
どこまで来場者の安全対策や健康対策が考えられているのか。不安になる。
検証(3)運営経験不足
会場内での不安は、どうやったら目当てのパビリオンに入れるかわからない点だ。国家の威信をかけている中国館の場合、事前に旅行会社経由で日時指定の入場予約券を入手するか(予定の時間通りに中国館までたどり着けるかとの根本的問題もあるが)、当日会場内の予約券発行機を探し出して予約券を入手するしか入館方法がない。1日に5万人までしか入館できない構造のためだ。だが、どこに予約券発行機があるのかすぐにはわからない。なんとかたどり着いても長蛇の列だ。やっと順番が回ってきても「発券は終了」で門前払いの可能性がある。
会場内の係員や学生ボランティアらは、リハーサル時に開放中のパビリオンも閉鎖中といいかげんに答えたり、訪ねたパビリオンの場所や入館方法も知らなかったりするケースも少なくない。会場内を運行するバスもすぐ満員となり、何台もが停留所を素通りしていく問題も指摘された。巨大なイベントの運営経験のないスタッフばかり。建物などハードは立派だが、スムーズな運営というソフト面ではお寒い現実がある。