農林水産
根室沖カラフトマスからセシウム検出 基準値は下回る
(04/28 10:05)
道は26日、日本200カイリ内で操業中の小型サケ・マス漁で水揚げされたカラフトマスの放射能検査の結果、放射性ヨウ素は不検出、放射性セシウムは基準値を大幅に下回り「安全が確認された」と発表した。
検出されたのはセシウム134が1キログラム当たり4・39ベクレル、セシウム137が同4・91ベクレル。合わせて同9・3ベクレルで、食品衛生法の暫定基準値500ベクレルの50分の1以下だった。
検体は歯舞漁協所属の漁船が22日、根室市花咲港の南約45キロの太平洋で漁獲した5匹。18日に公表されたシロザケの検査では放射性ヨウ素は不検出、セシウム137は同0・45ベクレルだった。
道によると文部科学省の委託検査では2007年以降、道周辺で採取したサケに含まれるセシウム137は同0・1ベクレル以下で推移している。
道水産林務部は「今回は通常よりレベルが高いが、問題のない数値。福島第1原発事故との関連は分からない」としている。
【関連記事】
- 【農林水産】 カラフトマスは放射能基準以下 道が検査 日本200カイリ内 (04/27)
- 【農林水産】シロザケ「安全が確認された」 道と漁協が放射能検査 (04/19)
- 【農林水産】北茨城沖のコウナゴ、基準超える 放射性ヨウ素
(04/12)
- 【農林水産】魚から基準値下回る放射性物質 茨城・ひたちなか沖 (04/09)
- 【暮らし・話題】大洗の海水から放射性物質 微量のヨウ素とセシウム (04/08)
農林水産記事一覧
5月1日
- 原乳の出荷停止を解除 川俣町、南相馬市の一部 (17:09)
- 音更マンゴー すくすく赤く 温泉熱で栽培
(10:11)
4月30日
- 待ちかねた、ファン興奮 道営競馬が開幕 日高
(04/30)
29日
- コウナゴ再び基準値超え 北茨城沖、セシウム検出 (04/29)
- 待ってたよ!カキ稚貝 石巻から知内に到着
(04/29)