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◆レスリング 全日本選抜選手権最終日(30日、東京・代々木第二体育館)世界選手権(9月12~18日、トルコ・イスタンブール)の代表選考会を兼ねて行い、女子72キロ級の“鉄人”浜口京子(33)=ジャパンビバレッジ=が連覇し、15度目の世界切符を獲得した。日本レスリング協会は30日に理事会を開き、世界選手権の代表メンバーを発表した。
女子55キロ級で優勝し代表切符を獲得した無敵女王・吉田沙保里(28)=綜合警備保障=が、決勝でレスリング歴2年目の村田夏南子(17)=阿部学院高=に1ポイントを奪われる不覚を喫した。2戦連続のフォール勝ちで決勝にコマを進め、この日、唯一の失点を許した。村田は柔道の全中優勝経験があり、吉田も一目置いている選手だけに「人間、1点や2点どってことない」と苦笑い。古傷の右手首にはけがを予防するテーピング。高速タックルが身上の攻めのレスリングも慎重気味だった。村田のブリッジの強さにフォールを奪え切れなかった吉田は「自分も年をとってだんだん体力がなくなってきているけど、まだまだ若い選手には負けない」と話した。9月の世界選手権までの試合については「海外で試合に出ると研究される」との理由で国内で調整を積む。
(2011年5月1日10時16分 スポーツ報知)