日光山 総本堂
三仏堂(さんぶつどう)
【重要文化財 世界遺産】
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明治の頃から日光は輪王寺・東照宮・二荒山神社の三カ所が参詣所とされ、それぞれの境内は、いつも賑わっています。しかし、それ以前は「日光山」としてひとつに包括された関東の一大霊山だったのです。 鎌倉時代には将軍家の帰依著しく、鎌倉将軍の護持僧として仕える僧侶が輩出します。この頃には神仏集合が進展し、三山(男体山・女峰山・太郎山)三仏(千手観音・阿弥陀如来・馬頭観音)山社(新宮・滝尾・本宮)を同一視する考えが整い、山岳修行修験道(山伏/やまぶし)が盛んになります。 室町時代には、所領十八万石、500におよぶ僧坊が建ちならび、その隆盛を極めます。 |
「三仏堂」 保存修理のお知らせとお願い |
「三仏堂」の、現在の様子です。 (10分おきに更新されます) |
三仏堂は、約50年ぶりの大修理(平成19〜30年度・予定)が始まり、写真のように一部が仮囲いで覆われたり、通行場所が制限されております。
皆様のお詣りには出来るだけ支障のない様に進めておりますが、何かとご不便をお掛けすることもあろうかと存じます。なにとぞご容赦の程、お願い申し上げます。
日光山 輪王寺
素屋根建設スライド工法 実施中 平成22年3月1日 〜 平成23年3月31日 |
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三仏堂保存修理工事用 「素屋根」 完成予想図 | |||