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【グラニュース】


阿部、玉田とコンビで分厚い攻撃を

2011年5月1日 紙面から

アミティエSCとの練習試合にフル出場した名古屋DF阿部(右)=愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターで

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 名古屋グランパスは30日、愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターでアミティエSC(関西社会人1部)と練習試合を行い、4−2で勝った。29日の川崎戦(瑞穂陸)を欠場したDF阿部翔平(27)がフル出場。杭州緑城(中国)とのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)1次リーグ第5戦(4日・同)へ向けて、分厚い攻撃を意識してプレーした。

 辛うじてJ1の面目を保った試合のなかで、阿部は周囲の若手を動かしながら上下動を繰り返した。「年長者なので、声を出してチームを引っ張っていこうかなと思って」。ゲームキャプテンは年下の松尾に譲ったが、左サイドでの安定したプレーとともに主力の貫禄を示した。

 川崎戦は、今季公式戦8試合目で初めて先発から外れた。前節の浦和戦が0−3と低調な内容だったことも理由の1つだが、リフレッシュの意味合いもある。試合間隔を考慮すると、4日の杭州戦で再び先発に戻る可能性が高い。

 「もっと厚みのある攻撃ができたらいい」

 ベンチで見た川崎戦では、復帰した玉田が2得点の活躍で今季J1初勝利。「タマさんの仕掛けが効いて、ジョシュア(ケネディ)も余裕を持ってプレーできるようになったんじゃないかな」と上昇気配を感じる一方で「攻撃が単発に終わらないようにできたら、もっと良くなると思う」と自らのプレーイメージを重ね合わせた。同じ左サイドで玉田と一番息の合ったプレーを見せる阿部が、コンビ復活を楽しみにしている。

 故障者続出のため、シーズン中の練習試合で、主力がフル出場なのは極めて異例。それでも阿部は「問題のないリズムでしょう」と、1次リーグ突破がかかる杭州戦に向け、準備は抜かりない。 

 (木本邦彦)

 

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