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【プロ野球】

ゴジラと並んだ 球団トップ ラミ 4番で415試合連続出場

2011年5月1日 紙面から

◆巨人8−2横浜

巨人が連敗を4で止めた。同点の6回にラミレスが4号2ランを放つと、8回は代打亀井の適時二塁打、9回は長野の2ランで加点した。2番手のアルバラデホが2イニング無失点で初勝利。横浜は最下位脱出ならず。山本は6イニング4失点。

 打ち取られた球種をあえて狙う。それが巨人の4番に座り続けるラミレスのプライドだった。同点の6回1死一塁。前の3回は1死一、三塁で山本のシュートを引っかけて併殺打だった。「同じ球でくると思ったんだ」。2球目、思い描いた球をたたいてバックスクリーン右へ。技と頭脳の勝ち越し4号2ランで試合を決めた。

 9試合ぶりのアーチがチームの連敗を4で止める決勝打。負ければ2008年4月5日以来の最下位転落だっただけに、その喜びは計り知れない。「逆方向にうまく運べたよ」。前日から右腕に「We are ONE!!」、左腕に「がんばろうNIPPON」と刺しゅうの入ったリストバンドを巻いて出場。東日本大震災からの復興を願いながらプレーしている。

 この日で4番としての連続出場が415試合となり、松井秀喜と並んで球団トップに立った。「(松井は)日本球界で最も素晴らしい選手の1人。光栄だし、こんな記録を残せると思っていなかった」。ヤクルト時代から続く連続出場は現役トップの930試合。「4番を打つプレッシャーはある。それに打ち勝つためには、打席に向かう前に準備をしておくのが大事なんだ」。最強助っ人は対戦投手のDVDを必ず見て試合に臨んでいる。心構えもパフォーマンスも、すべてが満点の主砲は1日に松井超えを果たす。 

  (永山陽平)

 

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