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【プロ野球】

ロッテ 復刻ピンクで杉内退治

2011年5月1日 紙面から

◆ロッテ1−0ソフトバンク

 あのころとは違う!! 千葉移転20年目を記念し、初年度の92年から3年間使ったピンクユニホームを復刻した。7回に挙げた1点を守りきり、苦手にしていた杉内に2003年7月18日以来8年ぶりとなる千葉での黒星をつけた。

 「相手のエースから勝てたのは大きい」とご機嫌の西村監督。現役時代に着たユニホームに袖を通して得た白星に感慨深げな表情。「もう一度、現役に戻りたいくらい。久しぶりにピンクのユニホームを着られたのはうれしいし、それで勝ててうれしい」

 ピンクユニホームの3年間は常にBクラス。投打がかみ合わず、西村監督が「優勝するチームでなかった」と振り返るほど、弱さばかりが目立っているチームだった。しかし、今は違う。前半に続出した“あのころ”のようなミスを見事な連打で帳消しにした。

 03年当時は、プロ野球選手を夢見る栃木の一青年にすぎなかった岡田が7回1死二塁で、適時二塁打。頼もしい打者に成長し今季は1番を打つ岡田が虎の子の1点をたたき出した。ユニホームは「似合ってない」と苦笑いしたヒーローは「前半に走塁ミスとかをしていたのでチャンスをものにしたかった」と声をはずませた。

 これで貯金は今季初の2となり、4月を勝ち越しで終えた。杉内への苦手意識も払しょく。“一石三鳥”にもなったピンクユニホーム。ピンクを着るのは8月までにあと4試合ある。強いピンクにするつもりだ。 (川越亮太)

 

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