「電話の「#」は“シャープ”ではない」という記事を読んだ。電話には「#」という記号のボタンがあるが、あれは井桁(#)であってシャープ(♯)ではないという話である。
むかし勤めていたソフトハウスのひとたちがよく「イゲタ」という言いかたをしていて、わたしもその言いかたを覚えた。だからあれは井桁だといわれても、なるほどそうかとしか思わない。もっとも、その会社がたまたまそうだっただけかもしれないわけで、コンピュータ業界のひとたちがみな#のことを「イゲタ」と呼んでいるかどうかはわからない。
#と♯は同じ記号のように見えるが微妙にかたちが違う。考えてみればフラット(♭)もアルファベットの b とはかたちが違う。こういうシャープとかフラットとかいう記号は音楽以外の目的で使うことがほとんどないということではないかと思う。
井桁をシャープだと思うひとが多いということは、学校の音楽の授業で習ったことをおとなになっても覚えているひとが多いということだ。学校教育の影響って大きいんだなあとあらためて思う。
#を英語で a number sign、a pound sign、a hash sign というというのはなんとなく知っていたが、「スクエア」というのは知らなかった。square(正方形)のことだと思うが、辞書で井桁の意味を見つけることはできなかった。「スクエア」というのは square ではなくて別の単語なのかもしれない。ご存じのかたがいらっしゃったら教えていただきたい。
追記(2007/08/24):
リンク先の URL が正しくなかったので訂正した。
また、ブログ「光の中を歩む」の mamarimama さんからたいへん参考になるページを紹介していただいた。このページによれば、「スクエア」はやはり square のことで、英国でときおり使われる言いかたであるとのこと。mamarimama さん、いつもありがとうございます。
むかし勤めていたソフトハウスのひとたちがよく「イゲタ」という言いかたをしていて、わたしもその言いかたを覚えた。だからあれは井桁だといわれても、なるほどそうかとしか思わない。もっとも、その会社がたまたまそうだっただけかもしれないわけで、コンピュータ業界のひとたちがみな#のことを「イゲタ」と呼んでいるかどうかはわからない。
#と♯は同じ記号のように見えるが微妙にかたちが違う。考えてみればフラット(♭)もアルファベットの b とはかたちが違う。こういうシャープとかフラットとかいう記号は音楽以外の目的で使うことがほとんどないということではないかと思う。
井桁をシャープだと思うひとが多いということは、学校の音楽の授業で習ったことをおとなになっても覚えているひとが多いということだ。学校教育の影響って大きいんだなあとあらためて思う。
#を英語で a number sign、a pound sign、a hash sign というというのはなんとなく知っていたが、「スクエア」というのは知らなかった。square(正方形)のことだと思うが、辞書で井桁の意味を見つけることはできなかった。「スクエア」というのは square ではなくて別の単語なのかもしれない。ご存じのかたがいらっしゃったら教えていただきたい。
追記(2007/08/24):
リンク先の URL が正しくなかったので訂正した。
また、ブログ「光の中を歩む」の mamarimama さんからたいへん参考になるページを紹介していただいた。このページによれば、「スクエア」はやはり square のことで、英国でときおり使われる言いかたであるとのこと。mamarimama さん、いつもありがとうございます。
この記事へのコメント
やはり square のことでしたか。英国式なのですね。それ以外にもいろいろな名称が書いてありますね。
「シャープ」という言いかたは英語圏の国では通じないのだろうと思っていましたが、ご紹介いただいた Wikipedia の記事によればそうでもないようですね。
日本語の「井桁」も井戸の縁の木組みのことで、趣きのあるとてもよい名前だと思いました。
「シャープ」という言いかたは英語圏の国では通じないのだろうと思っていましたが、ご紹介いただいた Wikipedia の記事によればそうでもないようですね。
日本語の「井桁」も井戸の縁の木組みのことで、趣きのあるとてもよい名前だと思いました。
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