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海老蔵7月復帰演目は初心「勧進帳」

 7月の東京・新橋演舞場「七月大歌舞伎」(2~26日)で舞台復帰する歌舞伎俳優市川海老蔵(33)の復帰演目が30日、決まった。昼の部で「勧進帳」の富樫、「楊貴妃」の高力士、夜の部では「春興鏡獅子」の小姓弥生後に獅子の精、「江戸の夕映え」の本田小六で、昨年9月の京都・南座以来の舞台に立つ。

 今月10日に7月復帰を発表後、父市川団十郎(64)と制作する松竹側が復帰演目について検討。その結果、市川宗家ゆかりの「歌舞伎十八番」から「勧進帳」を父の弁慶で共演し、「新歌舞伎十八番」から「春興鏡獅子」が決まった。ともに04年の海老蔵襲名披露公演で演じた演目だ。

 昨年11月に飲酒の末の暴行事件で大けがを負い、その後は舞台を休演し謹慎してきた海老蔵にとって、襲名時の初心に戻り、一から出直しを図る「再生海老蔵」の1歩となる。演目決定に「生まれ変わるつもりで演じたい」と誓っているという。

 復帰会見の予定はなく、6月下旬からのけいこ前にも父の指導のもとで復帰準備を進める。7月は妻小林麻央(28)も出産予定で、海老蔵にとって出直しの1カ月となる。

 [2011年5月1日6時11分]

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