現在位置:
  1. asahi.com
  2. ニュース
  3. 政治
  4. 国政
  5. 記事

鳩山前首相、菅降ろし自粛要請 小沢氏「連休中に熟慮」

2011年5月1日3時0分

印刷印刷用画面を開く

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 このエントリをdel.icio.usに登録 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをBuzzurlに登録

 鳩山由紀夫前首相は29日夜、民主党の小沢一郎元代表と東京都内のホテルで会食し、「党が分裂するようなことについては冷静に考えてほしい」と要請した。小沢氏は「連休中に熟慮してみる」と応じたという。

 小沢氏は内閣不信任案への賛成を視野に倒閣への動きを強めてきたが、輿石東参院議員会長に続いて鳩山氏がブレーキをかけたことで、不信任案可決の見通しは一層立たなくなった。早期の倒閣を目指してきた小沢氏は苦しくなった。

 鳩山氏は首相の原発事故への対応について「こういう状況を続けることは国民に申しわけない。国民は菅さんじゃダメだという思いで一致している」と批判する一方で、倒閣に向けた動きについては「民主党は何をやってるんだ、という声も大きい。冷静に考えるべきだ」と小沢氏に慎重な対応を求めたという。

 鳩山氏は26日、山岡賢次副代表らとともに首相を批判する勉強会に参加したが、党分裂に発展することを懸念し、沈静化に動いたとみられる。

PR情報
検索フォーム

おすすめリンク

東日本大震災の朝、永田町にもう一つの激震が。菅首相に在日外国人からの政治献金が発覚したのだ。

機能不全の官邸に言い訳する東電と保身に走る官僚。多くの課題が日本復興をはばんでいる。

菅政権は「複合災害」に適切に対応できているか? 軍事アナリスト・小川和久が提言。


    朝日新聞購読のご案内
    新聞購読のご案内 事業・サービス紹介