90年代の快速王サクラバクシンオー死亡

94年のスプリンターズSを圧勝したサクラバクシンオー
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94年のスプリンターズSを圧勝したサクラバクシンオー

 圧倒的なスピードを武器に93、94年のスプリンターズSを制し、JRA賞最優秀短距離馬にも選出(94年)されたサクラバクシンオー(牡、父サクラユタカオー)が4月30日、心臓まひのため死亡したことが明らかになった。22歳だった。

 現役時代は美浦・境勝太郎厩舎に所属し21戦11勝(重賞5勝)。1400メートル以下では12戦11勝とスキのない強さを発揮した。北海道安平町の社台スタリオンステーションで種牡馬入りすると、多くの産駒が父譲りのスピードで活躍。ショウナンカンプ(02年高松宮記念)、グランプリボス(10年朝日杯FS)といったG1馬も輩出した。

(2011年5月1日)

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