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 結婚式でキャサリンさんに指輪を贈るウィリアム英王子(ロイター=共同)

 結婚式でキャサリンさんに指輪を贈るウィリアム英王子(ロイター=共同)

(4/30)

 英国のチャールズ皇太子(62)と故・ダイアナ妃の長男で、王位継承順位2位のウィリアム王子(28)が29日、ロンドン中心部のウェストミンスター寺院で、一般家庭出身のキャサリン・ミドルトンさん(29)と結婚式を挙げた。英王室にとっては、1981年のチャールズ皇太子とダイアナ妃以来、30年ぶりとなるロイヤルウエディングとなった。

  ◇  ◇

 結婚式とパレードを終えた2人は宮殿のバルコニーに登場。ブーケを手にしたキャサリン妃は、ウィリアム王子と並んで観衆に手を振った。大歓声に押されるように、2人は1秒ほどの「ロイヤルキス」。さらにわき上がった歓声に、やや顔を赤らめながら応えた。

 英メディアによると、「将来の国王」が貴族階級ではない一般家庭出身の女性と結婚するのは、1660年のヨーク公(後のジェームズ2世)以来、約350年ぶり。

 同寺院は1066年以降、歴代国王の戴冠式が行われた教会で、ダイアナ元妃の葬儀も行われた。深紅の近衛兵の制服を着た王子が、白のウエディングドレスに身を包んだキャサリン妃の左手の薬指に結婚指輪をはめ、英国国教会の最高位聖職者ウィリアムズ・カンタベリー大主教が結婚の成立を宣言した。

 各国の王室メンバーやサッカーの元イングランド代表主将のベッカム選手夫妻ら著名人を含む約1900人の列席者は、厳かな雰囲気の中、2人を温かく見守った。

 式後、2人はダイアナ元妃も結婚式の際に乗った4頭立ての馬車でバッキンガム宮殿までパレード。赤、青、白の英国旗が揺れ、大歓声が巻き起こった。世紀のロイヤルウエディングを一目見ようと数十万人が集結。市内各所では教会の鐘が打ち鳴らされ、ファンファーレが響き渡った。

 チャールズ皇太子の離婚やダイアナ元妃の事故死など、数々のスキャンダルに揺れた英王室が、好感度の高いキャサリン妃を迎え入れ、新たな時代の幕開けとなった。

(デイリースポーツ提供)

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