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小塚、逆転銀の次は4回転!4回転!4回転!で頂点目指す…世界フィギュア

スポーツ報知 4月30日(土)8時4分配信

 ◆フィギュアスケート 世界選手権第5日(29日、モスクワ・メガスポーツ) 男子で銀メダルを獲得した小塚崇彦(22)=トヨタ自動車=が、28日のフリーから一夜明けて会見した。来季の目標に金メダル獲得を掲げ、数種類の4回転ジャンプの習得を目指すことを宣言。ショートプログラム(SP)にも4回転を組み込む方向で、大技の“4回転スペシャリスト”になって世界の頂点へ突き進む。

 小塚は興奮冷めやらぬ様子で「喉が痛い」と苦笑いしながら現れた。前夜は佐藤信夫コーチ(69)や妻の久美子コーチ(65)らと祝杯を上げ、信夫コーチには「高い銀メダルだったね」と言われたという。「たくさん失敗もして長かったね、という意味だと思う。その道のりがあって、昨日の演技ができた」と充実感に浸った。

 フリーでは冒頭の4回転を含め全12回のジャンプを決め、世界歴代2位の高得点を挙げたが、4回転を2回決めて優勝したパトリック・チャン(20)=カナダ=の世界最高点とは22・57点差がついた。3位のアルトゥール・ガチンスキー(17)=ロシア=も4回転を成功しており、「4回転時代がまた戻ってくる雰囲気があった。自分も追いついていきたい。何種類も跳べるように練習していきたい」と、現在挑んでいるトーループ以外の4回転習得に意欲を見せた。

 06年トリノ五輪王者のエフゲニー・プルシェンコ(28)=ロシア=らは6種類の4回転を跳んでいたとされるが、近年はジャンプの出来栄えを重視した採点基準により、4回転に挑む選手は減っていた。だが回転不足による減点が緩和されたことで「2回、3回跳んで、2種類入れてくる選手も出てくる。置いていかれたくない」と表情を引き締めた。

 大会前は、久美子コーチから来季のSPに4回転を入れることを勧められたという。「自分も入れるべきだと思う。実現できるだけの実力をつけていかないといけない」と、大技のスペシャリストを目指して気合を入れた。3年後のソチ五輪での金メダルへ、高いハードルを乗り越える。

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最終更新:4月30日(土)8時4分

スポーツ報知

 

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