前線の野戦病院で働く藤崎(三船)は手術中の事故で、当時不治の病と恐れられていた梅毒に感染してしまう。 終戦後、復員した藤崎は感染したことを婚約者・美佐緒(三條)語らず、1人で生きる決意をするが・・・。 苦悩する若い医師の内面を、黒澤独自の表現方法で描き出す。 台本の段階では、「罪なき罰」というタイトルで進められていた。
2010/7/3(土)
1949年
三船敏郎 / 三條美紀 / 志村喬 / 千石規子