初回放送日
作品
5/4
(火)
デビュー作ながら黒澤の卓越した演出が光る傑作。公開から67年、オリジナルに最も近い「姿三四郎 最長版」をTV初放送!(1943年)
5/3
(月)
戦意高揚映画にならず、女性ひとりひとりを丹念に描いたところに黒澤らしさの光るヒューマンドラマ(1944年)
5/4
(火)
日本人をいじめたアメリカ兵を投げ飛ばすシーンなど戦時下の作品らしい要素も見られる「姿三四郎」の続編(1945年)
5/3
(月)
能の「安宅」と、歌舞伎の「勧進帳」を黒澤自らが翻案し、ミュージカル風に仕上げた異色作(1952年)
5/5
(水)
京都帝国大学で実際に起こった思想弾圧事件を元に作られた、黒澤の戦後初監督作品(1946年)
6/5
(土)
敗戦直後、希望を捨てない恋人たちのささやかな日常を描き爽やかな感動を呼んだ佳作(1947年)
6/12
(土)
三船敏郎の初主演作で、記念すべき黒澤=三船の黄金コンビ第1作目(1948年)
7/3
(土)
成瀬巳喜男らと"映画芸術協会"を設立した若き黒澤が、東宝を離れ初めて他社(大映)で手がけたヒューマンドラマ(1949年)
7/10
(土)
日本映画に"刑事もの"という新しいジャンルを確立させた、鋭い切れ味の演出が冴え渡る傑作!(1949年)
8/7
(土)
新進画家と美貌の声楽家がスキャンダルに巻き込まれ、言論の自由とジャーナリズムの問題を正面から斬る社会派ドラマ(1950年)
8/14
(土)
芥川龍之介の「藪の中」を原作に、人の心に潜む醜悪なエゴと弱点を鋭く描き出した黒澤監督の傑作(1950年)
9/4
(土)
敬愛するドストエフスキーの代表作を、19世紀のロシアから終戦後の北海道に設定を変え豪華キャストで映画化した意欲作(1951年)
9/11
(土)
死に直面した人間の心を通して、生きることの意味を優しい眼差しで表現する黒澤明の世界的名作(1952年)
10/2
(土)
日本の時代劇に西部劇的面白さを取り入れ、豪華キャストと壮大なスケールで深い人間模様を描く黒澤監督の最高傑作(1954年)
10/9
(土)
生涯を通じて反戦を訴え続けた黒澤が、1954年の"第五福竜丸事件"などの世相に触発されて原水爆反対を表明した異色ドラマ(1955年)
10/16
(土)
シェイクスピアの「マクベス」を日本の戦国時代に置き換えた、戦国武将の一大悲劇(1957年)
11/6
(土)
ゴーリキーの同名戯曲を巧みに時代劇に翻案し、江戸の場末の棟割長屋に暮らすさまざまな人の人生模様を描く(1957年)
11/13
(土)
侍と姫の主従関係を描いた、黒澤初のシネマスコープ痛快娯楽時代劇活劇(1958年)
12/11
(土)
「何らかの社会的意義を持つ作品」を製作したいと考えていた黒澤が政財界の汚職をテーマにした黒澤プロ第1作(1960年)
12/18
(土)
黒澤監督が初めて意図的に娯楽性を前面に打ち出して作ったという、痛快娯楽時代劇(1961年)
12/25
(土)
名作「用心棒」の続編ともいえる痛快アクション時代劇。一太刀で決着をつける有名なラストの決闘シーンはさすがに圧巻(1962年)
1/3
(月)
アメリカの作家エド・マクベインの小説「87分署シリーズ」の一篇「キングの身代金」を映画化したサスペンス映画の傑作(1963年)
1/3
(月)
観客がどうしても見ずには いられないものを創ろうという意欲から、撮影におよそ2年の期間を費やしたヒューマンドラマの傑作(1965年)
2/12
(土)
山本周五郎の「季節のない街」を原作にした、24作目にして、初めてカラーで撮り上げた<四騎の会>第1回作品(1970年)
2/5
(土)
プロデューサーとしてフランシス・F・コッポラとジョージ・ルーカスが参加。1980年度のカンヌ映画祭グランプリに輝く超大作。(1980年)
3/5
(土)
シェイクスピアの悲劇「リア王」と、戦国時代の毛利三兄弟のアイディアが渾然一体となった、黒澤の豪華絢爛たる戦国絵巻(1985年)
3/12
(土)
黒澤監督自身が見た"夢"の世界をオムニバス形式で描く幻想的な作品(1990年)
4/2
(土)
祖母の家を訪れた孫たちが体験するひと夏の交流を描く村田喜代子の原作『鍋の中』を黒澤明が映画化(1991年)
4/9
(土)
随筆家・内田百閧ニ、その門下生たちの交流を様々なエピソードで綴る人間ドラマ。黒澤明の監督五十周年目の作品であり遺作(1991年)