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【岐阜】

はやぶさの“軌跡”に列 各務原・博物館、帰還カプセル公開

2011年4月30日

「背面ヒートシールド」(右端)など、カプセルの実物や模型が並ぶ展示=各務原市下切町のかかみがはら航空宇宙科学博物館で

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 地球から3億キロ離れた小惑星イトカワの標本を地球に持ち帰る偉業を昨年成し遂げた日本の探査機「はやぶさ」の帰還カプセルや、7年間に及ぶ宇宙の旅を紹介する特別企画展が29日、各務原市下切町のかかみがはら航空宇宙科学博物館で始まった。5月1日まで。

 カプセルはJAXAが全国各地に貸し出しており、県内での展示は初めて。本体から分離し戻ったカプセルは直径40センチほどで、大気圏突入時に焼け焦げた跡が生々しい外郭の「背面ヒートシールド」やパラシュート、カプセル内の電子機器の実物3点と、模型3点を展示。愛知県の男性が製作した探査機の実物大模型も飾られ、初日から来館者の長い列ができた。

 博物館前では各務原キムチや地元野菜などの物産展を開催。期間中の開館は午前9時半〜午後5時。入館料は高校生以上500円、中学生以下は無料。カプセル観覧の整理券配布は午前9時と午後0時半から。 (久下悠一郎)

 

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