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米下院委員会 ソニーに質問状

4月30日 9時46分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

ソニーのゲーム機「プレイステーション」のオンラインサービスのシステムに不正侵入があり、個人情報が流出した問題で、アメリカ議会下院のエネルギー・商業委員会は、ソニーに対し、事実の公表までに時間がかかった経緯などを説明するよう求める質問状を送りました。

ソニーは、世界50か国以上で販売しているゲーム機「プレイステーション3」などの利用者向けに展開するオンラインサービスのシステムに何者かが不正に侵入し、利用者の氏名や住所、電子メールアドレスなどの個人情報が流出したと26日に発表しました。これについて、アメリカ議会下院のエネルギー・商業委員会は、29日、「ソニー・コンピュータ エンタテインメント アメリカ」に対し、質問状を送ったと発表しました。質問状では、不法侵入が行われたのが17日から19日だったにもかかわらず、26日まで情報流出の事実が公表されなかったと指摘したうえで、公表までに時間がかかった経緯や、侵入に気付いた時期や経緯などについて説明を求めています。また、利用者のクレジットカードの情報が流出したかどうかや、今後の防止策などについても質問しており、来月6日までに回答するよう求めています。