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【プロ野球】

G1059日ぶり借金3 きょう負けたら最下位転落

2011年4月30日 紙面から

4回表2死一塁、右前打を放つ小笠原=横浜スタジアムで

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◆横浜7−6巨人

 三塁ベンチが沸き返る。巨人の小笠原は一塁塁上で珍しく味方に向けてガッツポーズを見せた。3回の第2打席。左前にはじき返して19打席ぶりとなる安打を記録した。不振の3番打者が今季初の3安打を記録し、打線は今季最多の15安打。それでもチームは4回までの5点リードを守れず4連敗を喫した。

 ヤクルト3連戦では計2得点。つながらなかった打線に当たりが出たら、今度は投手陣が踏ん張れない。先発のゴンザレスは勝ち投手の権利を得る直前の5回2死一塁の場面で降板。6回には西村がピンチを招き、4番手の高木が村田に逆転の3点二塁打を浴びた。

 投打がかみ合わない歯がゆい展開に、原監督は「(敗因は)先発投手でしょう。中継ぎにプレッシャーがかかる状態でバトンタッチしてしまった」とゴンザレスを責めた。2試合続けてノックアウトの助っ人は30日に抹消される見込み。2軍調整中のグライシンガーともども、期待の2人が戦力になっていない。

 打線のつながりを生んだ小笠原は「(安打が)出るときはこんなもの。あすからもコツコツやっていきたい」と淡々と振り返った。2000安打まで残り3本。それでもチームが2008年6月4日以来1059日ぶりとなる借金3になったとあって試合後に笑顔は一切なし。30日も負けると、08年4月5日以来の最下位となる。 (永山陽平)

 

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