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地域の活性 熱く訴え

2011年04月18日

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出陣式で、「がんばろう」を三唱する候補者や支持者=多久市内

 統一地方選後半戦のスタートとなる多久、伊万里、鹿島の3市議選が17日、告示された。立候補した各候補は出陣式で第一声を上げ、有権者のもとへ選挙カーを繰り出した。各市では、中心市街地の活性化策などが課題となり、東日本大震災を受けて、暮らしの安全・安心にも関心が高まっている。19日には大町町長選と基山、大町、江北の3町議選が告示され、いずれも24日に投開票される。

 ●鹿島市

 鹿島市議選(定数16)には、17人が立候補を届け出た。新旧別では現職10人、元職1人、新顔6人。党派別では無所属15人、公明1人、共産1人。
 九州新幹線西九州(長崎)ルートの開通後を視野に入れた、JR長崎線を含めた市内の交通網の整備や農漁業を中心とする1次産業の振興、市民の定住政策、観光開発のあり方などが争点になる。

 ●伊万里市

 伊万里市議選(定数24)は、現職17人、新顔12人の計29人が立候補を届け出た。党派別内訳は公明、共産各1人、無所属27人。
 東日本大震災による東京電力福島第一原発事故で、九州電力玄海原発(玄海町)から10キロ圏外にある伊万里市でも、EPZ(防災対策を重点的に充実すべき地域の範囲)拡大を求める声が高まり、生活の安心・安全も争点の一つとなる。

 ●多久市

 多久市議選(定数16)には現職13、元職1、新顔7の計21人が立候補した。党派別の内訳は民主、公明、共産が各1、無所属18。民主が同市議選で公認候補を立てるのは初めて。
 中心部の活性化や買い物困難の対策、人口減と高齢化が進むなかでの福祉の充実など、市政の課題は山積。候補者らは、交通ネットワークの整備や子育て支援の拡充など、住み良いまちづくりを訴える。

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