エンタメ【スーちゃん死去】夫・小達一雄さん「治してあげたかった」+(1/2ページ)(2011.4.22 06:10

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【スーちゃん死去】
夫・小達一雄さん「治してあげたかった」

2011.4.22 06:10 (1/2ページ)
女優・田中好子さんの逝去について会見する夫の小達一雄さん =東京・国際医療福祉大学三田病院(撮影・春名中)

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女優・田中好子さんの逝去について会見する夫の小達一雄さん =東京・国際医療福祉大学三田病院(撮影・春名中)

 「がんと前向きに闘っていました」。21日に亡くなった女優、田中好子さん(享年55)の夫で、夏目雅子ひまわり基金代表の小達一雄さん(56)は同日夜、都内で緊急会見。悲しみを必死に抑えながら、その闘病生活の一端を明かした。また、田中さんの墨彩画の師匠だったタレント、片岡鶴太郎(56)は、サンケイスポーツの取材に「入院していたことを知らなかった…」と言葉を失った。(サンケイスポーツ

 田中さんの死から約3時間半後。小達さんは憔悴しきった表情で、病院の玄関前に姿を見せた。

 「いつも『女優をやりたい』と言っていました。本人はがんと闘っていくということを前向きに話していました。彼女は非常に強かったです」。1992年から約20年の長い間、がんと闘い続けてきた愛妻の姿が思い出されたのか、たまらず、声を詰まらせた。

 小達さんは85年に妹で女優、夏目雅子さん(享年27)も急性骨髄性白血病で亡くしている。「がんは憎い病気ですが、治らない病気ではない。妻も治してあげたかった」と無念さをにじませ、「田中さんとの最後の会話は?」との質問に「しばらく、胸にとどめていたいので」と頭を下げた。

 一方、田中さんと墨彩画を通じて親交の深かった鶴太郎は、東日本大震災で被災した宮城県石巻市での復興支援活動後、都内に戻る道中で訃報を受けた。2人は8年前にNHK教育「鶴太郎流墨彩画塾」で先生役と生徒役だった。

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女優・田中好子さんの逝去について会見する夫の小達一雄さん =東京・国際医療福祉大学三田病院(撮影・春名中)

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