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新幹線長崎ルートの時短効果 26分→12分に縮小

■費用対効果を過大評価していた国交省

 

 国交省が九州新幹線長崎ルートの費用対効果を過大評価していた問題で、フリーゲージトレイン(FGT)の開発実態を踏まえて試算した結果、博多-長崎間の所用時間は1時間33分で、時間短縮効果は、これまで同省が説明してきた26分より大幅に減少し、わずか12分の時短効果しかないことが分かった。スーパー特急方式の時短効果は15分で、FGTを上回っており、今後、FGT導入の是非が問題となりそうだ。

 

 同省によると、FGTの開発目標速度は新幹線区間が270キロ、線路幅が在来線と同じ長崎ルート(武雄温泉-諫早間)が130キロ。この速度で試算すると、長崎-博多間の所用時間は1時間33分、長崎-新大阪間は4時間13分となった。同省が2004年に新幹線区間300キロ、長崎ルート200キロで試算した所用時間は、それぞれ1時間19分、3時間41分で、今回の試算で時間短縮効果は大幅に減少した。

 

 スーパー特急方式の試算では、武雄温泉-諫早間を現在、在来線を走っている特急の最速160キロで計算。長崎-博多間はFGTより3分早い1時間30分、博多で「のぞみ」に乗り換えた場合の長崎-新大阪間は、FGTより5分早い4時間8分だった。

 

 ただ、費用対効果の試算では、FGTが「1・3」だったのに対し、スーパー特急は「1・1」だった。時短効果が低いFGTの評価がスーパー特急よりも高い理由について、同省施設課は「FGTは、乗り換えに伴う心理的なストレス低減や需用増の効果を数値化し、便益に加算した結果」と説明している。

 

 長崎ルートの今後の整備方針に関し、大畠章宏国交相は28日の閣議後会見で「(費用対効果は実態に即した今回の試算でも)1・3で妥当な数値。これまでの考え方は変わらない」と、今後もFGT導入を目指す姿勢を強調した。

 

 古川康佐賀県知事は「現在の技術開発状況ではこの試算値かもしれないが、しっかり開発を進め、200キロ以上の約束を果たしてほしい」と話した。

 

■フリーゲージトレイン(FGT)とスーパー特急方式 

 

FGTは車輪幅を変え、在来線と新幹線区間を走行できる車両。長崎ルートでは長崎-新大阪間の直通運転が可能。スーパー特急方式は長崎-博多間の運行で、整備中の武雄温泉-諫早間は新線区間、その他は在来線を走行する。

2011年04月29日更新

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