04月29日 20:00 - 日刊テラフォー
可愛いだけじゃなく、強い女の子はやっぱり魅力的に映るものです。漫画やゲームはもちろん、スポーツなど様々な分野で男子顔負けの迫力で楽しませてくれます。
そんな中、女同士の戦いを描き話題を集めている漫画『世界でいちばん強くなりたい!』がボイスドラマ化するということで、アフレコ現場へお邪魔しました。
『世界でいちばん強くなりたい!』とは2011年3月12日に創刊された「月刊コミック アース・スター」にて好評連載中の新感覚女子プロレス漫画です。
国民的アイドルグループ『Sweet』のセンターボーカルを努める主人公・さくらが、ある出来事をきっかけに女子プロレスの試合をすることに!?
可愛い女の子たちが魅せる華麗でアグレッシブな技や、プロレスを通じて成長する姿が描かれています。
今回収録されたボイスドラマは、原作の1~3話に人気声優が声をあて、手に汗握る白熱の戦闘シーンを臨場感たっぷりに再現! 試合だけでなくさくらのアイドル時代~リングに上がるまでの展開も楽しめちゃうファンには嬉しいドラマCDです。
ボイスドラマで物語の主人公・萩原さくらを演じるのは豊崎愛生さん。同じく『Sweet』のボーカルでさくらのライバルであり良き仲間でもある宮澤エレナを演じるのは日笠陽子さん。女子プロレス団体『ベルセルク』の実力派レスラー・風間璃緒(かざま りお)を演じるのは田中理恵さんです。
華やかな現場に潜入して、さっそく収録後の感想などをお聞きしました。
――収録の感想とご自身が演じられたキャラクターの印象について聞かせて下さい
豊崎愛生さん(※以下、敬称略)
「演じさせて頂いた萩原さくらちゃんは国民的アイドルグループの中でもセンターをつとめる、正統派アイドルな女の子です。同じグループの仲間からも慕われていて、人当たりも良く、すごく正義感も強い本当に良い子で、見た目はすごく可愛いですが、芯の通った女の子です。なので、可愛い部分とプロレスを通じて、自分のやっているアイドルという仕事に対してのプライドをすごく持っている子なので、芯の強さと可愛さを出せたら良いなと思って演じていました」
日笠陽子さん(※以下、敬称略)
「エレナをやらせて頂きました。今回の収録はプロレス物と言う事で、初めてプロレス物をやらせていただいたので、技とかが分からなくて、どんな体勢なのかとか、どういう受けをするのかを細かく聞いてから演技に挑み、劇中では璃緒役の理恵さんに技を掛けていただいたんですけど(笑)」
一同「(笑)」
田中理恵さん(※以下、敬称略)「すいません(笑)」
日笠「本当に恐怖を植えつけられたんですけど(笑)リアルに演じていけたんじゃないかなと思っております。楽しかったです。
エレナというキャラクターは、もともとアイドルにすごく誇りを持っていて、原作コミックではアイドルの中でも責任感があってちょっとドジっこのさくらをフォローするシーンもあって、そういう仲間思いの部分もありつつ、その分“負けたくない”と言うプライドの高い女の子です。
璃緒にも突っかかって行くというか、負けん気が強かったので、そういう強い部分を出して行けたら良いなと思いながら演じさせていただきました」
田中「朝から飛ばして“オラこれでもか、これでもか!”みたいな「アイドルなんてぶち壊してやるぜ!」ぐらいの(笑)プロ女子レスラーの『ベルセルク』所属の璃緒なんですけれども。
やっぱりアイドルと言っても、ちょっとプロレスの勉強をして来ている子たち、その出てきた杭を打つようなメリハリを出せれば良いなと。
原作を見ると結構ワルというか、厳しい感じの人だと言うイメージを受けたので、今回こういう感じで演じさせていただきました。演じていて「怖いあたし!」と思っちゃうぐらいの(笑)聞いている人に引かれるんじゃないかなという感じで演じさせていただきました」
――劇中ではさくらとエレナが自分たちの思い出の場所について語るシーンがあります。そこでみなさんが「思い出の場所」と聞いて思い浮かべる場所と理由を教えて下さい
豊崎
「私、桜がすごく好きで、今回やらせて頂いた役の名前も「“さくら”ちゃん」ですごく嬉しかったのですが、。上京して一人暮らしをはじめて、寂しい時によくお散歩していた桜の木がたくさんあるお気に入りの公園があったのですが、桜を見て「ここで頑張って行くぞ」と思ったその頃の気持ちを思い出しまし、「がんばるぞ」と言うさくらちゃんの気持ちと重なります」
日笠
「東京タワーですかね。私、関東圏の出身なので、東京に出てきて割と長いんですけど、東京タワーへ1回も行ったことがなくて。初めて東京タワーに行ったのが……愛生もいたんですけど」
豊崎「はじめてだったの?」
日笠「はじめてだったの。東京タワーは初めてで。こういう所なのかと。とても楽しかったので、すごく印象に残っています。そして第2の思い出の場所はスカイツリーになることでしょう(笑)」
一同「(笑)」
田中
「私も駆け出しというか、まだ声優の学校へ行っている頃、井の頭公園がすごく近かったんですね。寮から歩いて井の頭公園まで行って、湖をぐるっと一周したりして、カメがいるのを眺めたりだとかアヒルに餌をあげたりして、唯一癒される場所と言うか。緑があって自然と触れ合える場所がそこでした。寮に住んでいたので動物も飼えなかったので、そこで触れられた動物だとか歩いている野良猫ちゃんに声を掛けたりして、楽しんでいました。そこが一番思い出の場所ですね。だいぶ行かなくなりましたが、思い出の場所です」
――プロレスとのエピソードはありますか?
豊崎
「私はゲームが好きで、プロレスゲームを持っているんです。かわいい女の子達が戦うプロレスゲームで、今回お話を頂いたときに、昔に買ったゲームだったんですけが、久しぶりに棚から引っ張り出してちょっと遊んでみました。ゲームの中では強いんですけど、多分、さくらちゃんたちみたいに実際に飛び込むと一瞬で木っ端微塵になるなと思いました(笑)」
日笠
「私は本当に痛いとか殴るとかダメで、“怖い!”と思っちゃって、避けて来たものだったんですけども。今回この作品を演じると言うことで、記憶を辿ったんですよ。そうしたら深夜にやってる番組で、女子プロ芸人がやっていたものをビデオに録っていたので見返してみたら「意外と怖くないかも」という印象になりました。すごく面白く説明して下さったり、良い所をPRされてたんです。そういう風に、女子プロを知らない人が今回の作品を通して女子プロを知ってもらえたら良いなと思いました」
田中
「専門学校のときに、同期が女子プロの事務所へ所属しまして、試合を見に行ったことがあるんです。彼女は細かったんですけど、鍛えてすごい筋肉になっていて、彼女を応援しに行ったんですけど試合を見ていられなくて(笑)やっぱり先輩の女子プロレスラーに足を持ち上げられたり、技を掛けられて痛がっている所を見ると「本当に痛がっているんじゃないか」「絶対痛いだろうな」と思いながら、がんばれがんばれーって応援していました。何回か試合を見に行ったりしています」
――まさに今回のCDドラマのような感じですね
田中
「そうですね。元々知り合いが全日(全日本プロレス)が好きで、見に行ったりしていて男性のプロレスはショーっぽく見えるんですけど、女子プロって“ちょっと恨みはいっているのかな?”とリアルさを感じました(笑)髪を掴んでいる所とか痛そうじゃないですか。男子と女子では見せ方が違うなって言うのがすごく印象深かったですね」
――ファンへ向けて一言ずつメッセージをお願いします
豊崎
「原作を読んで声を想像している方がいらっしゃるかも知れませんが、音になると動き出して臨場感のあるドラマになっています。ぜひぜひさくらちゃんたちの雄姿や戦いを聞いて頂けると嬉しいです。一緒に熱くなってください」
日笠
「ボイスCDは付録と言うことで、原作を遵守しながら、絵を私たちも見ながら演じさせていただきました。みなさんにも原作を片手に声を聞いていただけたらなと思っております。すごく熱いバトルと友情と、描いておりますので、みな様ぜひぜひ楽しんでください」
田中
「お2人が言って下さったので(笑)やはりみなさん原作を読んでから聞いて頂くと思うので、ぜひぜひ「あ、このシーンだな」と楽しんで頂ければいいなと思います。また次回があるのであれば、私もキャラクターを鍛えて(笑)もっと悪い感じで、演じられたら良いなと思いつつ次回を期待しております。みなさん楽しく聞いてください」
とても和気あいあいとした楽しい現場で、田中さんの熱の篭ったプロレストークなど面白いお話を聞かせていただきました。
ドラマCDは2011年5月12日発売される「月刊コミック アース・スター」6月号の付録CDに収録されています。
原作を見ながらCDを聞けば、より迫力のある女子プロワールドを楽しめること間違いなし!
ボイスドラマならではの臨場感あふれるさくら達の戦いをお見逃しなく!
▼外部リンク
【コミック アース・スターONLINE】【『世界でいちばん強くなりたい!』紹介サイト(コミック第一話を無料配信中)】■関連記事
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