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【社会】

ユッケ食べた男児が死亡 O111検出、富山・砺波

2011年4月29日 22時27分

 富山県は29日、同県砺波市の焼き肉店「焼肉酒家えびす砺波店」で食事した10歳未満の男児が死亡したと発表した。男児から腸管出血性大腸菌O111が検出された。他にも同じ店で食事した5人が重症で、いずれもユッケが原因とみられる。

 県によると、男児は21日夜、父親と食事をした。24日から嘔吐などの症状が現れ、29日午前、入院先の病院で死亡した。同店で21〜23日、食事をした計24人が嘔吐などの症状を訴え、県は27日から3日間、店を営業停止処分にしていた。

 同県高岡市の系列店でも、ユッケを食べた男性2人が重症になっているという。

 県によると、店で使う肉は東京都内にある食肉処理センターから配達されており、都に立ち入り調査を依頼した。

(共同)
 

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