日本の美女がキム・ヨナに挑む！　世界フィギュア女子に関心＝中国

　東日本大震災の影響で延期になっていた世界フィギュア選手権が、モスクワで開催されている。国際スケート連盟によれば、今回の世界選手権は急きょ会場が変更になったため、出場予定だったすべての選手が参加できているわけではないが、人気と実力を兼ね備えた選手たちが出場しており、試合の価値が下がっているわけではないという。中華網が報じた。

　世界選手権の会場変更は史上初のことだ。新たな開催地となったロシアでは、準備期間が短かったため大急ぎで準備が行われたが、このことで世界選手権でのサービスや試合のクオリティが下がることは決してないという。

　世界選手権実行委員会の1人は、「一部の選手は出場できなかったが、フィギュアスケート世界ランキング上位3位の選手が出場しており、豪華な世界選手権と言える。われわれにできることは、出場選手が最高の状態で試合に臨めるよう、最良のサービスを提供することだけだ」と語った。

　注目の女子は29日からスタートするが、中華網は「日本の2人の美女がキム・ヨナに挑む」と伝え、中国でも高い関心が集まっていることが伺える。安藤美姫選手は、「日本で地震があった後、自分も国のために何かをしなければと思った。いま自分にできて、しなければいけないのはこれだけです」と語った。

　また、安藤選手は「地震で多くの方が亡くなり、行方不明になり、普通の生活を失った。私を含めて多くの人が平常心でいられなくなったが、私は必ず自分の力で日本の方たちに良い影響を与え助けになりたいと思う」と語り、記事は、「浅田真央選手も安藤選手と同じ考えで、試合を通して日本の人びとに希望の力を与えたいと語った」と紹介した。（編集担当：及川源十郎）

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