キム・ヨナ「浅田真央とは切り離せない縁」…滑走順に注目＝韓国

　フィギュア世界選手権の女子シングルの滑走順が28日に決まった。2連覇を狙う浅田真央選手が29番目、韓国のキム・ヨナ選手が最後となる30番目の滑走となる。韓国メディアは「残念だが関係ない」、「真央とはやはり縁ですかね」と語ったキム選手の発言内容とともに相次いで伝えた。

　キム選手は27日の公式練習終了後に滑走順についてグループの1番滑走か2番滑走で演技したいと語っていた。最終滑走を引いたキム選手は「残念だが、それに合わせて準備をするだけ」と述べた。

　一方、浅田選手の直後という順番については「浅田真央とは切っても切り離せない縁のようだ。五輪の時もそうだった」、「この部分については気にしない。今まで最終滑走で何度も演技してきた。自分自身に集中して演技をするだけ」と語った。

　韓国では「キム・ヨナ本人が最終滑走を嫌っていた点を考慮するとやや残念な結果」と、理相としていた順番ではないことに焦点を合わせた報道が相次いで。一方、過去5年間に最終滑走の試合でも成績は好調だった点を数字で示し、「フィギュアの女王の成績は滑走順と無関係だった」、「キム・ヨナは演技の順番による心理的影響をほとんど受けていない」などと分析した。

　滑走順はグループごとのくじ引きで決まる。安藤美姫選手は25番目で最終グループの1人目に、日本の新星村上佳菜子選手は19番滑走で初めての世界選手権に挑む。（編集担当：金志秀）

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