無二無三

「慶応四年新撰組近藤勇始末」「慶応四年新撰組隊士伝」著者のあさくらゆうの公式ブログです。主に取材、調査、日常のことを記しています。 *当該ブログで掲載した画像の転用は固くお断り申し上げます。なお、論争の道具にすることもお断り申し上げます。

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慰霊行事と呼ばれる総司忌

20日
 何度も起床。身体の激痛も多く湿布の効能がなくなるまで何度も貼り付けました(汗)

 お風呂も一度入って、もう一度寝て、寝汗をかくのでもう一度入浴。少しでもダイエットになればよいのですが…(爆)

 そういえば午前中は総司忌に関する連絡がありました。どこかのファンサイトに今年はやけに「慰霊」を謳ってましたが、なるほど。

 今年は沖田総司の慰霊ではなく主催団体に関わる生霊の慰霊行事なのですね。納得です。恵まれない方へ募金といって、募金を集めた方=恵まれない方の費用にほぼ全額使われるのと同じ論理です。実際に沖田家のために使われているのであれば墓石の修復ができてますからね。徴収に必至なのがその現れなのでしょう。

 まぁ、参加するしないは自由ですから、どうか我慢してください。江戸時代から関所の門番は悪党のようなキャラですから、水戸黄門等のシーンを想像すればよいのでしょうか。お金が欲しいのですから、「不浄役人」と思いながら蔑みながら通過してください。墓を人質にしなければならない事情があるのでしょう。

 当然私は自宅から拝ませていただきました。


 ただ、一番残念だった話を見てしまいました。mixiの日記でした。4人連れの親子、1歳と3歳の子供もいましたら請求金額は8000円!容赦ないのですね。一律2000円を徴収しようとしただけでなく、問合せた方には容赦なく参拝者に罵声を浴びせたりと、かなり評判悪いです。これは現場にいた数人は知人から聞いたので信憑性があることがツライ事実です。利益のためにそこまでして良いのか?

 昔は無料で墓参できたとしても、講演でも沖田の話が聞けると知り、その場で払わなくても講演会場にわざわざ払いに行った方も多かったのです。近年、沖田とまったく関係ない、著者の出版物を売るための話で、講演会場で聞いた話は一切口外禁止!!という悪どい新興宗教のような行事を行ったがために講演の聴者が減ったのです。

 なお、今年はそういったことは講演に関しては昔の総司忌の方向へ戻りかけているようです。各ブログを見ても「口外禁止」の文字はありませんでした。ですので、早く関所など撤廃して昔の方向に戻っていただきたいものです。同じ話だろうが、沖田を想う話だろうが、「沖田」に関連すれば自然に講演会場に足は運ぶのです。


 また別件の話でひと言。

 勘違いした情報が流れているので。それは専称寺に電話があった件、これは当然だと思います。こう書くと誤解されるでしょうが、要はブームなのです。ゲームやら龍馬伝やらで沖田総司が登場すれば、にわかファンも多く来場されるわけです。そうなると、普通一般は電話で問い合わせる、これだけの理由です。マスコミもまたしかりでしょう。電話した人間に悪意はありません。なので通常総司忌を知悉している方は連絡などしないのです。総司忌と関係なく今年、墓参した等の記事も見受けましたのでそういったことも誤解する一因でもあるのでしょう。

 こう書いたけど「電話しろ!」という意味ではありません。第一専称寺は主催者ではありません。ですので聞いても無駄でしょう。来年以降も専称寺が主催者になることはないでしょうから、来年以降もこのブログをご覧の方がいらっしゃいましたら、お寺には電話しないでくださいね。

 そしてそれを拍車をかけたのは主催者の連絡先が変更されたことです。これは仕方がないことですが、こうした偶発的な出来事もあいまったのが真相でしょう。


 当然、来年はブームのひとつが存在しないので、問題は比例して減少することでしょう。


 こう書くとクレーマーみたいな感じな内容となってしまいましたが、実は現在進行形で私もクレーマー被害に遭っています。きょう博物館から意味不明な伝言をいただき、返信すべきかどうかの判断もつかなかったことから連絡いたしました。聞くところによるとかなりの時間をクレームのために費やしているそうで、その内容が意味不明に近い内容ですから……。

 とりあえず博物館へ尋ねたところ、返信不要ということでしたので返信しないことにしました。

 こんな程度の1日でしたが夜になって身体が楽になったのが幸運でした。あと半月で試衛館まつりですね。主催者から発表を待ちたいと思います。


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Comment[この記事へのコメント]

総司忌について 

こんばんは。

私は、総司忌についてまったくの素人ですが、
総司忌とは、主にお寺と沖田家の関係のみかと思っておりました。

しかし、今年は賄賂を懐に入れる関所の番人のような方々がいたようですね。
なぜ、行きもしない講演会込みのお金を徴収するのでしょうか?

お寺と沖田家ではなく、どこぞの出版社や団体が「沖田」の名前を利用している行事なのでしょうか?
これまでの経緯がわからないので申し訳ございませんが、そのような印象を受けました。

純粋な疑問として、
お寺でも沖田家でもない団体がお金を徴収していること、
また、それは了承を得て行っている行為なのか、
そのお金の使い道はどこに流れていっているのか…。

最初に抱いた印象は、インチキ商売の抱き合わせ商法でした。
  • 通りすがり 
  • URL 
  • at 2010.06.24 23:16 
  • [編集]

なんか… 

通りすがりさま、コメントありがとうございます。
多くを語ると責任転嫁したがってる有象無象もおりますので、簡単に述べます。

あの講演会って沖田家が望んでいたか?特に昨年、一昨年の講演は間違っても沖田家は臨んでいなかったような……。

どちらにしても無縁墓ではないのですから、昨年以前は墓所の主と関係ない講演の費用と抱き合わせというのは不思議過ぎます。

まだ墓参費用のみ徴収して沖田家墓所の維持費用等に使われるのならわかりますが…聞いたことがありません。まぁ、主催者を管轄する税務署にでも告発して会の税務申告書で確認してもらうしかないでしょうね。いくら「慰霊」の言葉を使っても収益事業には違いありませんから。

ちなみに私が主催するツアーはすべて税務署の収入報告に含まれています(笑)
  • 名無しの権兵衛 
  • URL 
  • at 2010.06.24 23:40 
  • [編集]

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