ここから本文です。現在の位置は トップ > 関西 > 記事です。

関西

文字サイズ変更

秋葉・広島市長:「平和都市、自信を」--退任会見

 広島市の秋葉忠利市長(68)は5日、任期満了で7日に退任するのを前に記者会見し、3期12年の市政運営について振り返った。自身が会長を務めるNGO(非政府組織)「平和市長会議」の加盟都市が約10倍の4680都市に増え、昨年8月6日の平和記念式典に潘基文(バンキムン)国連事務総長が出席したことなど核兵器廃絶を巡る国際情勢の進展を「印象深い出来事だった」と語った。

 国連トップとして初参列した潘事務総長に「(被爆から)75周年は、被爆者の方々と一緒に核兵器のない世界を祝おう」と言葉をかけられたことを紹介。秋葉市長は広島市を「世界的にも未来のモデルになる都市。多くの市民が自覚し、自信を持ってほしい」と語った。

 自身が主導した20年夏季五輪(ヒロシマ五輪)招致検討については「近未来で実現すると確信している」と述べる一方、「広島のマスコミが反対をあおった」と話した。【寺岡俊、矢追健介】

毎日新聞 2011年4月5日 大阪夕刊

 

おすすめ情報

地域体験イベント検索

注目ブランド

毎日jp共同企画

一覧

特集企画