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最終更新:2011年4月28日(木) 7時36分

コメ生産 12道県が肩代わり

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 農林水産省は、東日本大震災を受けて宮城県と福島県で生産できなくなったコメおよそ4万6000トンのうち、およそ2万7000トンを12の道と県で代わりに生産すると発表しました。

 東日本大震災による津波や原発事故に伴うコメの作付制限を受けて、宮城県と福島県では合わせておよそ4万6000トンのコメが生産できなくなったため、農林水産省が生産を肩代わりする都道府県を募集していました。その結果、新潟の1万280トンをはじめ、秋田が6170トン、青森が3380トンなど、12の道と県で合わせておよそ2万7000トンを代わりに生産することになりました。地震の影響で他の道や県がコメの生産を肩代わりするのは初めてのことです。

 また、残りのおよそ1万9000トンについて引受け先はありませんが、これは全体の生産数量目標795万トンの0.2%程度にとどまり、政府の備蓄米もあるため、農林水産省は「コメ不足の心配はない」と説明しています。(27日21:44)

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